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バック9でアーリーバードを楽しむ?!早朝ゴルフのススメ

夜露が濡らした芝に朝日があたってキラキラ光る光景。

朝一番のゴルフ場は、とてもすがすがしい気持ちになります。

アメリカの田舎街に住んでいた時の、朝ゴルフの話。

その地域には5つのパブリック・ゴルフコースがあり、住民は年間費(約2000円)を払うと格安でプレーをすることができました。

1ラウンド18ドル(約2000円)。

それらのゴルフ場には例外なく立派なクラブハウスもなければ、ファンシーなレストランもありません。

ちょっとしたスナックとビールが頼めるバーがあればいいほう。

パーキングに着いたら、そこで靴を履き替えて、プルカート(手引きカート)にバッグをセットして受付へ行くというローカルスタイル。

メンテナンスも行き届いているとは言えませんが、ゴルフを楽しむには十分な環境を格安で提供してくれていました。

9ホールの気軽さと醍醐味

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日本でもハーフラウンド(9ホールのみ)でプレーできるゴルフ場が増えてきています。

早朝や夕方の特別プランとしているところが多いようです。

アメリカでは朝は“9ホール”、夕方は“トワイライト”として割安料金が設定されています。

当時、パブリック・コースの9ホールは9ドル(約1000円)でした。

予約は受け付けておらず、到着順にスタートしていきます。

スターターが前の組との距離感で、その時に到着しているプレーヤーを次々とスタートさせます。

特に4人になるまで待つことはなく、2人や3人、時には1人でもスタートさせてしまいます。

ほとんどが1人で来ているので、当然知らない人達とラウンドする機会が多くなります。

しかし、そこはゴルフという不思議なスポーツのおもしろいところで、2ホールが終わるくらいには年齢や性別、人種などは関係なくファーストネームで呼び合う友達になっています。

これこそゴルフの醍醐味ですよね。

そして、プレーが終わればそのままパーキングへ。

靴を履き替え、バッグとプルカートを車のトランクに入れて家路につきます。

こんな気軽に短時間でゴルフを楽しめるのも9ホールならではです。

朝の“9ホール”のオペレーションとは?

朝の9ホールの運用ですが、仕組みを聞くと実にシンプルなものでした。

最も早いスタート時間が朝6時。

これは18ホール回る人も、9ホールの人も同じです。ただし、スタートホールが違います。

18ホールプレーする人は1番ホールから、9ホールをプレーする人は10番ホールからスタートします。

そして、1番からスタートしたプレーヤーが10番に到着した時点(正確にはスターターの判断なのですが)で、9ホールの受付は終了となります。

朝のバック9(後半の9ホール)を開放して、ハーフラウンドを楽しませてくれるこのシステム。

気軽なだけではなく、とても理にかなったオペレーションでした。

まとめ

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朝一番の9ホールをおススメする大きな理由がもう一つあります。

それは家族との時間を作れるというところ。

ゴルフは通常一日がかりです。せっかくの週末なのに家族と過ごす時間が大幅に削られてしまいます。

でも、ゴルフもやりたい……ですよね!

当時、朝一番でバック9を楽しんでも、9時前には家に戻れました。家族サービスをする時間は十分に残っています。

日本のゴルフ場ではここまで気軽に楽しめるところは少ないかもしれませんが、もしも車で30分以内にゴルフ場のある恵まれた環境にお住まいの方がいらしたら、ぜひバック9でアーリーバード(早起きゴルフ)をお試しあれ!