ライフスタイル
レッスンプロ・クラフトマン 河野
今までで一番不愉快だった同伴競技者はクラブチャンピオン……
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、今までで一番不愉快だった同伴競技者のことです。
プレーに熱中するのは良いのですが、同伴競技者に不快感を与えるなんて最低です。
最高のゴルフ日和
私がまだアマチュア時代に経験した、今でも一番不愉快だったと思う同伴競技者のお話です。
ある地方大会が行われるので、予選にエントリーしました。
当日は、ほぼ無風、快晴でゴルフ日和でした。
送られて来た組み合わせを見ますと、予選を行うコースのメンバーが2人同組になっていましたので、この人たちを参考にしようと思っていました。
ドライバーヘッドを地面に叩き付けた
スタートして3ホール目、軽い左ドッグレッグのホールでのことです。
このコースのメンバー仮にaさん(小太り)がダックフック(右打ちの場合、急激に左に曲がる球筋)を打ち左の林に打ち込んでしまいました。
するとaさんが、ドライバーを地面に叩き付けブツブツと文句を言っています。
私は、「ドス」というドライバーを地面に叩き付けた、その音と行動にビックリしてしまいました。
それから、aさんはミスをするたびに、クラブで地面を叩き付けるのです。
不愉快だったので、キャディーさんに「aさんは、ここのメンバーですよね。いつもあんな態度なの?」と聞きました。
キャディーさん「ミスをすると抑えられなくなるみたいです」
私「誰も注意しないの」
キャディーさん「aさんは、ゴルフが上手くこのクラブのクラブチャンピオンですから、皆さん遠慮して言えないみたいです」
私「ゴルフが上手いのと態度が悪いのは別の問題だよ。ましてクラブチャンピオンの取る態度ではないよ」
キャディーさん「……」
私「ごめん、キャディーさんに言ってもしょうがないよな」
クラブを代表する立場なのに自覚が足りません
この会話を聞いていたこのコースのもう1人のメンバーのbさんが「すみません」と私に謝りました。
私「bさんが謝ることはないですよ」
bさん「このコースのメンバーは、長老に力のある人がいないので、誰もaさんに意見できないのです」
私「いままでいろいろな方とラウンドして来ましたが、aさんが一番不愉快な方ですよ。クラブチャンピオンならクラブの代表ですよ、偉そうに言って申し訳ありませんが、自覚が足りませんね」
と言ってしまいました。
その予選のカットラインは78でした。aさんは77で予選を通り、私も76で予選は通過しました。
残念ながら、bさんは予選敗退しました。
私は、決勝でaさんと同組にならないことを祈りました。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。