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ライフスタイル

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2019年、ゴルフ場、ゴルフ業界は活況になっていくのか?

バブルの崩壊とともに、ゴルフ会員権も暴落して、ゴルフは冬の時代と言われて約30年が過ぎました!

最近のゴルフは、ネット予約が当たり前になり、全国のほとんどのゴルフ場が簡単に予約できるようになり、通常の予約はもちろん、1人予約でゴルフを楽しんでいるゴルファーも少なくなく、ゴルフの変化を感じることが多くなりました。

平成も来年で終わります。バブル崩壊から約30年が経ち、新しい時代となる来年はゴルフがどうなるのかを展望してみます!

11月・12月と、コンペが去年よりも多く入っているように感じる!

ゴルフ人口は、若年層が増えずに高年齢化と言われて久しいです。

バブルの時代に、高いプレー料金でゴルフを始めて、なかなか予約が取れない時代を経験した年配のゴルファーには、ネットでほとんどのコースの予約が取れる、今の時代は夢のようです!

その一方で、若者にとってはスマホなどにお金がかかる今の時代に、お金の使い方も多様化して、なかなかゴルフにお金をかけられないという現実もあるようです。

このような中で、今年の11月・12月の土曜日に、私のホームコースには例年以上のゴルフコンペが入っていたように思います。

そして、若者も少し見かけるようになっています。

都心から近いという条件はありますが、土日のプレー料金は決して安くないのに? と思いながら、少しだけ懐は温かくなっているのかも? と感じています。

アクアラインの朝の渋滞は、年々酷くなっているような気がする!

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千葉県の房総半島のゴルフ場は、東京湾アクアラインを通って行くのが最も近道です!

このアクアラインは9.5キロの海底トンネルと4.4キロの橋ですが、年々混雑が酷くなり、最近では朝6時過ぎから川崎方面への渋滞が始まります。

この冬の時期の早い時間は、ゴルフの車が大半ですから、少しだけゴルフ場は活況になっているのか? と感じます。

また、東京近郊のゴルフ場では、来年1月の3組程度のミニコンペの予約でも、ゴルフ場によっては、真冬にもかかわらず取れない、という状況も出ています。

インドアの練習場も増えて、ゴルフを始める環境は整ってきた!

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最近は、都内では屋外のゴルフ練習場が減少しています。

その一方でインドアの練習場がとても多くなりました!

そもそも、初心者がゴルフを覚えるには、インストラクターについて、スイングの形を作ることが必要です。

従って、インドアの練習場でも十分だと思います。

練習場は、スイングを作る場なのだという割り切りがあれば、問題はありません!

今年の冬のボーナスも増えて、ゴルフにお金は回る!来年はゴルフ業界も少し活況になるかも?

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長らく続く好景気のお陰で、さまざまな調査でも前年比較でプラスになっていて、今回の冬のボーナスは前年比較で3.0%以上の増加で、サラリーマンの懐は、これまでになく温かい状態になっていると思われます。

そして、この懐具合の温かさが、ゴルフ場のコンペの開催の多さにもつながっているように感じています。

さて、2019年もさまざまな経済状況の不透明感と不安材料はありますが、リーマンショックのような出来事がない限り、現在の状況が続くものと考えられます。

2019年シーズンは、男子プロゴルフツアーは、試合数が減るような情報もありますが、女子プロゴルフツアーは相変わらず活況ですので、益々その人気でゴルフ業界全体が活況になることを期待したいと思います。