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ギア猿

Gridge編集部

11月の『ギア猿』は検証企画!「クラブ1本でコースを回ると一体どうなる?」

今月は、クラブ1本でコースを回るとどうなるのかを検証します!

まるで某有名ゴルフマンガのようですが、1本のクラブだけでラウンドをすれば、普段14本使えるというクラブのありがたみもわかるというもの。

また、1本のクラブで多彩な弾道を操ることができれば、いつものラウンドでもきっと役に立つはずです。

それでは見てみましょう!

くじ引きで使用クラブを決定!

検証に使用するのは、金乃台カントリークラブ(茨城県)の1番パー4(339ヤード)と2番パー5(503ヤード)の2ホール。

使用するクラブは3番ウッド、5番ウッド、ユーティリティ、7番アイアン、ピッチングウェッジ、48~50度、56~58度の7本の中からくじ引きで決定します。1ホール目と2ホール目で使用するクラブは、くじを引き直して決めます。また、グリーン上はパターを使用します。

「3番ウッドで転がしたほうがいい」という華丸さんに対し、「どちらかというとロフトが寝ているクラブのほうがいい」というQP(関雅史プロ)さんと鹿又さん。

最初のホールのくじ引きの結果、華丸さんは使い勝手の良さそうな7番アイアン、QPさんは「一番嫌だ」と言っていた3番ウッドを見事(?)引き当て、鹿又さんも難しそうな5番ウッドという結果に。

果たしてこのくじ引きの結果がどう出るのでしょうか?

3番ウッド1本で見事パーをゲット!

7番アイアンを引いた華丸さんは、フェアウェイ左サイドからフェードのイメージでしたが、五十肩の影響でチョロ……。

5番ウッドを引いた鹿又さんもフェアウェイ左方向狙い。しかし、なんとここでチーピン! ……と思ったら木に当たって2打目のアングルが良さそうなところに出てきました。これはラッキー!

最後に打つのはQPさん。使用クラブは3番ウッド、右のバンカーは絶対に避ける狙い。結果は左のラフですが、距離も稼げ2打目のアングルも良さそう。

2打目は鹿又さんから。距離は224ヤードとまだまだたっぷりあります。「普段ならアイアン」というこのシチュエーションで、花道方向への強めのチョロ狙い。結果は、フェアウェイ。バンカーにもかからず、3打目を転がして狙えそうです。

華丸さんの2打目は、残り230ヤード。アゲインストがきついので、五十肩をかばいつつのフルショット2回で届くという計算ですが……。結果は左ラフ。

QPさんは残り138ヤード。普通ならもちろん3番ウッドの距離ではありませんが、今回は検証企画。花道を使ってパーオンを狙いますが、どのくらい振ったらいいのか皆目見当が付きません。しかしこれが見事パーオン成功!

華丸さんの3打目は残り115ヤード。短く持って距離をコントロールし、グリーン右サイドへ。乗らなかったものの7番アイアンならランニングアプローチが使えるシチュエーションです。

鹿又さんはもう100ヤードありません。本来なら56度あたりのウェッジを使ってグリーンセンターに乗せたいところですが、何しろ使えるのは5番ウッド。花道から転がしてグリーンオン狙いです。上手く打ったかと思ったもののやや強く、ボールは奥のバンカーへ……。最悪な結果となってしまいました。

バンカーからの4打目は、あごを駆け上がらせようとしましたが脱出失敗。5打目も同様にあごの餌食に。諦めて横に出した6打目がやや強く林に入ります。林からの7打目、グリーンをオーバーしたものの、やっとグリーン周りにたどり着きました。

華丸さんの4打目はグリーン周りから7番アイアンのアプローチ。ザックリ気味だったものの無事グリーンオン。

3番ウッドのみで見事2オンに成功したQPさんは、難なく寄せてOKパーをゲット。

華丸さんは3パットでトリプルボギー、鹿又さんは9オン1パットの10でした。

グリーン上での勝負にまでもつれ込んだが……?

「7番アイアンは芝が薄いアプローチに使える」(華丸)、「5番ウッドは林からの脱出に使える」(鹿又)など、1本で回ってそれぞれに気が付いた点もありましたが、気分も新たに2ホール目のチャレンジです。

残っているクラブはユーティリティ、ピッチングウェッジ、48~50度、56~57度の4本。みんながユーティリティを狙っていますが、くじ引きの結果、見事華丸さんがユーティリティ(21度)を引き当て、QPさんがピッチングウェッジ、鹿又さんが48~50度となりました。

しかし、華丸さんのティーショットは隣のホールへ。鹿又さんは50度のウェッジでナイスショットだが、いかんせん距離が出ません。ピッチングウェッジのQPさん、「普段は120ヤード」くらいというクラブで飛ばしにいきますが、左に引っ掛け木の根元へ……。波乱の出だしです。

QPさんの2打目、木が邪魔で普通にテークバックできないところ、思い切り右を向いてフェースを被せて打ちます。これが低いフックでランも出たナイスショット!

華丸さんの2打目は、隣のホールから前方の細い木の間を狙います。「トップ気味に打って林の下を抜く」狙いでしたが、正面の土手に当たって大きく後ろに戻ったボールがカートに上から落ちてくるという奇跡!(?) とはいえ、なんとかプレー中のホールの左サイドに戻ってきました。

3打目、左サイドの木の枝が気になるという華丸さん、狙いは「やったことのないドローで木を避けてフェアウェイへ」。なんと、これが見事成功! インテンショナルフックでフェアウェイをとらえました。

QPさんのフェアウェイからの3打目、見事距離を稼いでフェアウェイ左サイドへ行き、次でグリーンを狙えそうです。

華丸さんの4打目は、残り160ヤードで風はフォロー。フルショットではちょっと大きい距離です。短く持ってコンパクトなトップに抑えて打ったその球は、少しだけグリーンオーバーしたもののナイスショット! しかし、ユーティリティでのアプローチが残りました。

QPさんの4打目はフェアウェイから残り137ヤード。フルショットで届くかどうか微妙な距離でしたが、見事グリーンをキャッチ……と思ったらバックスピンでグリーンからこぼれてしまいました。

鹿又さんの5打目は100ヤード未満のフェアウェイから。コントロールショットでナイスオン! グリーン周りの戦いになってきました。

QPさんの5打目、エッジからピッチングウェッジのランニングアプローチはややオーバーするもののナイスアプローチ。

華丸さんの5打目、ユーティリティでのアプローチはやや距離を残してしまいます。

なんと、全員がボギーパットというグリーン上の勝負になりましたが、結果全員2パットのダブルボギーという決着になりました。

最後は自由なクラブ選択でありがたみを再確認!

2ホールをクラブ1本縛りでプレーしましたが、次の4番ホール(338ヤード、パー4)は、いつも通りに好きなクラブでプレーします。

ドライバーを選んだ華丸さん、フェアウェイセンターにナイスショット! 同じくドライバーを選んだ鹿又さんは、右へのミス! しかし、木に当たって右のラフに戻ってきました。

本日のラッキークラブ、3番ウッドを手にしたQPさんは、ミスショットでしたが左ラフで踏み止まりました。

鹿又さんは残り115ヤードのラフ。かなりのアゲインストのため、フライヤーしても奥まで行かないクラブを選択しました。ところが、手前でも良しと打ったボールが想像以上に飛んでしまい、砲台グリーンの左奥へ。

残り90ヤードのラフからQPさん、54度でアゲインストとフライヤーが相殺されることを狙いましたが、こちらも飛び過ぎでグリーン左奥へ。

フェアウェイ残り80ヤードという絶好の位置の華丸さんは、50度で。前の2人がパーオンを逃しているのでチャンスでしたが、2人同様左に引っ掛けグリーン手前に。アプローチ勝負になりました。

果たして華丸さん、56度でベタピンのアプローチ。鹿又さんは60度で打ちましたが少しオーバー。QPさんは58度で低く出すイメージで上手く打ちましたが、微妙な距離が残りました。

鹿又さん、QPさんがパーパットを外し、なんとこのホール華丸さんのみナイスパーをゲット!

様々なシチュエーションに対応できる14本のありがたみを知ることができました。

今月のDチョイスはおもしろ目覚まし時計!

日々寒くなってきて朝起きるのが大変になってきました……というわけで(!?)、今月のD(ディレクターズ)チョイスは、ゴルフ場に遅刻しないための目覚まし時計!

MCの3人は、皆さん目覚ましの前に目が覚めるとのことですが……張り切っていってみましょう!

細かい動作で目が覚める!? クレーンゲーム型目覚まし

クレーンゲーム型の目覚まし時計です。

アラームを止めるためには、コインを入れてクレーンゲームをして、景品をゲットしなければなりません。

貯金もできて一石二鳥!?

的に当てるまで鳴り止まない! ガンシューティング型目覚まし

ガンを的に当てないと鳴り止まない、ガンシューティング型目覚まし時計です。

起きた瞬間から“ナイスショット”を求められる……と思ったら意外と当たり判定が甘い!?

飛び立ったプロペラを捕まえて元の位置に戻せ! フライング目覚まし時計

アラームが鳴ると、時計の上に設置されたプロペラが飛び立ちます。そのプロペラを元の位置に戻さないとアラームが鳴り止みません。

プロペラが思いのほか近くに落下してしまうようです……。

来月もゴルフコースからお届けします!

来月は、番組中にも名前がよく出てくる豪華(?)ゲストが登場するとのこと。お楽しみに!

今月の放送予定は下記のゴルフネットワーク内『ギア猿』公式サイトまで!