ギア猿
Gridge編集部
11月の『ギア猿』は、秋の新作ドライバーをサルベージ!ホトちゃんが“あの時”の話を……
毎年のように言っていますが(鹿又さん談)、今年も豊作です!
というわけで、今月は秋の新作ドライバーをサルベージ!
……が、レギュラーのQPさん(関雅史プロ)が欠席! ということで、今月はQPさんの穴を埋めるべく、トークと試打解説を補うスペシャルゲストが来ています。
トーク担当は、ゴルフ大好き芸人でおなじみの蛍原徹さん(雨上がり決死隊)、そして試打解説には、ドラコンプロの山崎泰宏プロが登場!
全13本の新作ドライバーの中から、華丸さん、蛍原さんのお眼鏡に適うモデルはあったのでしょうか?
目次
まずは蛍原さんの現状をチェック……
愛用のドライバーはピンのG400 SFT。現在のお悩みは、右にも左にも行くが、どちらかと言うと右へのミスのほうが多いとのこと。
飛距離はおよそ230ヤード。
果たして現在のドライバーを超える新作を見つけられるのでしょうか?
やさしめモデルからチェック!
いよいよ試打スタート。最初はやさしめのモデルからということで、
・インプレス UD+2(ヤマハ)
・ビッグバーサ(キャロウェイ)
・SIMグローレ(テーラーメイド)
の3本から打ってみました。
「インプレス UD+2」をまず蛍原さんが打ってみると、いきなりマイドライバーの飛距離を更新! しかも、左右への曲がり幅も小さくなりました。
鹿又さんによると、「重心角が大きくつかまりがいいことがこのクラブの特徴」とのこと。
ただ、普通のクラブでしっかりつかまえられる華丸さんには、クラブが少し軽く、左に行きやすかったようです。
続いて「ビッグバーサ」。これも「スライスさせませんよ」(鹿又)というクラブです。
蛍原さん、1球目でインプレスの記録を1ヤード更新!
ちなみに、山崎さんが「全力を10とすると、5くらい」という力で振ると、277ヤードを記録! 「とてもつかまりやすいクラブです」という感想。
続いて、今回集めたクラブの中で最軽量の「SIMグローレ」。従来のグローレに、同社のSIMシリーズの技術を投入した、「テーラーメイドの技術を“全部乗せ”したクラブ」(鹿又)です。
「見た目に安心感がある」という蛍原さん、さらに記録を更新してビックリ!
いっぽう華丸さんが打つと、やっぱり左に引っ掛けてしまいます。
同じ傾向の3本を打つと、蛍原さんはスライスのミスが激減してミスショット時の方向性のムラも解消したが、華丸さんは普段のドライバーより総重量が軽いことでタイミング合わせられないという結果になりました。
ドラコンプロが7割の力で打ってみると?
ここで、山崎プロが自身が普段使っている地クラブメーカー「Jビーム」の最新モデル「ZY8」でデモンストレーション。
先ほどビッグバーサを「5割」の力で振って277ヤードを記録しましたが、今回は「7割」で300ヤード超え!
さすが、ドラコンプロ。軽く振っているようにしか見えないけど、ものすごく飛びます。
続いてプロユースモデルをチェック!
まずはブリヂストンの「TOUR B X」から。フェースの裏側に設置された「サスペンションコア」で、フェースの広域でルール内ギリギリの高反発を実現しています。
蛍原さん、総重量304グラムのこのドライバーを打ってみると、球が左右に散らばります。
いっぽう華丸さんはナイスショット。
このように、同時に何本も打ってみると、自分に合うクラブの傾向がわかりやすくなりますね。
続いて、ピンのG425シリーズから MAX、SFT、LSTの3本を用意。ロースピンで球が強いのがLST、やさしく球がつかまりやすいのがSFT、両者の中間がMAXとなっています。
この3本を蛍原さんが打つと、ややつかまらなかったMAXに対して、ちゃんとつかまったのがSFT。LSTを打つと、予想通りにつかまらずに右に飛びました。
どのクラブでもスイング変わらず、ドライバーの性格通りの弾道を打つ蛍原さん、“テスター芸人”としていけそうです。
いっぽう現在ピンのG410 PLUSを使用している華丸さん、その後継と言っていいMAXを打ってみると、やはり好結果に。
続いて、プロギアから「RS」「RS F」「RS+」の3モデル。
蛍原さん、「RS」から試打。1球目を左にミスしたにもかかわらず「これいいかも」と蛍原さん。はたして、2球目に見事ナイスショット!
そして、これまでの傾向からより合っていると思われる「RS+」を試打してみたところ、本人的には大ミスショット。しかし、フェアウェイをとらえ、距離もまあまあ出ていました。
「スイートスポットからずれても初速がそんなに変わらないのがこのシリーズの特徴です」(鹿又)
そして、シリーズの中で最もつかまらないモデル「RS F」を試打すると、これまで打った中で一番右に! やっぱり蛍原さん、テスターとして超優秀なようです。
ちなみに華丸さんが打つと、ちゃんとフェアウェイセンターをとらえるナイスショットになりました。
最後に試打したのは、スリクソンの「ZX5」「ZX7」。松山英樹がスイッチした注目のモデルです。
これは、やさしいほうが「ZX5」、アスリートよりなほうが「ZX7」です。
ここで山崎プロから「右脇をもう少し開いたほうが飛ばせる」というワンポイントアドバイス。
それを聞いた蛍原さん、どちらのドライバーもそのアドバイスに慣れず右に出てしまいましたが、飛距離はしっかり出ていました。
お便りコーナーで蛍原さんが“あの時のこと”を激白!?
ここでいつも唐突に訪れるお便りコーナー。
今回のお便りは「膝がブルックスケプカ」さん(大阪市)から。「ベストスコアを出した季節はいつですか? 私は夏スコアが悪く、冬になるとスコアが良くなります」とのこと。
蛍原さんは9月から10月頃。3日連続同じコースをラウンドした3日目に76(38・38)を出したそうです。
華丸さんは夏だそう。
鹿又さんいわく「春先は芝の芽が出始めで難しく、冬は北風が吹くのでやはり難しい。夏の過ごしやすい時か秋口が一番ベストスコアを出しやすい」とのこと。
最近はだいたい91くらいで回ることが多いという蛍原さんですが、“例の事件”の時は、せっかく前半40だったのに、休憩時に相方の宮迫さんが謹慎という電話連絡を受け、後半は60だったそう……。
『ギア猿』を参考にして、新ドライバーでベストスコア更新を目指しちゃいましょう!
今月の放送予定は下記のゴルフネットワーク内『ギア猿』公式サイトまで!