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ゴルフコース・練習場

PAR RUSH 01

茨城県「水海道GC」“隠れ名門コース”を紹介するシリーズ〈後編〉第34回

茨城県にある「水海道GC」をご紹介する後編です。

ゴルフ場到着から、その素晴らしさに圧倒されて、違う世界にいるような雰囲気のゴルフ場にやって来ました。

さて、ドライビングレンジ、アプローチ、パットの練習も一通り終わって、いよいよコースに出ていきます。

このコースは、基本的に歩行または乗用カートを選べますが、今回は名門コースを味わうために、歩行でプレーすることにしました。

それでは、「水海道ゴルフクラブ」のコースをご紹介していきましょう。

サイトに述べられている説明書きは、そのコースの素晴らしさを物語っています!


ほど近くを静かに流れる鬼怒川からの風が心地よいからだろうか。
はるか眼前に広がる、よく手入れされた木々の緑が眩しいからだろうか。
まるで絨毯の上を歩いてするかのように柔らかく弾力のあるフェアウェイの魔力か。
それとも、笑顔と共に供される一杯のビールを更に美味しく味わうためなのか。
いや、理由なんてどうでもいい、とにかく何年ぶりだろう、
今日は歩いてラウンドしてみよう。
http://www.mitsukaido-gc.com/

コースの特徴は?

都心から50分の好立地に開かれた、26万坪の広大なセパレートコース。そこを埋め尽くす手入れの行き届いた木々と芝生。

優雅にかつ、アグレッシブなプレーを楽しめる、絶妙のコースアレンジ。このコースは、歴史ある会員制ゴルフクラブでしか体験できない、最高の一日を経験できます。

コースは、フラットかつ広々とした林間コースで、グリーンは高麗とベントの2グリーンで、ショートホール(パー3)は、グリーンごとに別々のティーが設けられていて、独立したホールとして設計され、非常に変化に富んだレイアウトになっています。

高麗グリーンがAグリーンなので、高麗がメイングリーンだと思います。

レギュラーティーの全長は、Aグリーン6384y(アウト3214ヤード、イン3170ヤード)、Bグリーン6120ヤード(アウト3052ヤード、イン3068ヤード)となっています。

今回はAグリーン〈高麗〉でした!

古いコースらしく、高麗グリーンがAグリーンで距離も長く、厳しい設定のコースが待ち受けていました。

この日の速さは8.2フィートでしたが、7時30分に担当者が練習グリーンで何度も計測をしていました。

高麗としては普通の速さだと感じましたが、やはり芽が効いていて、なかなか短い距離も油断できない難しさがありました。

今回は、インコースからスタートしました。その特徴は…

全体的にフラットですが、インの10番はほぼ真っすぐなロングホール(パー5)でスタートします。

フェアウェイの幅も広いので、伸び伸びとティーショットを打てます。

インコースでは、12番ミドルホール(パー4)、15番ショートから18番ミドルまでのホールが、少しアップダウンがあります。

そのため、ヤーデージ以上に2打目の距離が残り、厳しいホールが続くことになります。

また、2グリーンですが、Aグリーンが長く距離があります。

インコースでは、14番383ヤードのミドルホールがハンディキャップ(HD)2ですが、HD4の16番433ヤードのミドルホールが難しいです。

グリーン周りにバンカーがないホールですが、右ドッグレッグで相当飛ばないと2打目で直接グリーンを狙えません!

気が抜けないホールの連続!

17番は、やや左ドッグレッグの打ち下ろしで、2打目が打ち上げのミドルホールです。

距離はありませんが、左に池がありフェアウェイが狭く、グリーン面が見えないので、距離感が難しいです。

さて、インの最終18番は、打ち上げのやや右ドッグレッグのミドルホールです。

距離は412ヤードと長く、2打目の距離が残ります。

グリーン右手前にバンカーがあり、距離のあるバンカーショットになります。

昼食後、アウトコースをスタートしました。その特徴は…

アウトコースは、インコースと比べて距離が少し伸びますが、それに加えてフェアウェイやラフにある木立が、狙いを難しくします。

また、緩やかなドッグレッグが多く、これらのホールでは、フェアウェイの狙いを間違えると木がスタイミーになり、2打目がとても難しくなります。

アウトでは、4番403ヤードのミドルホールが、HD1でこのコースで最も難しいホールです。

5番523ヤードのロングホールもHD9ながら、手強いです。グリーン手前120ヤード辺りに木があり、フェアウェイを狭めています。

何が難しいのか? それを存分に味えるコース設計!

インコースは、ショートホールが各ホールとも160ヤード程度で、グリーンの受けがきつい難しいホールになっています。

この日は、ピンが奥に切られており、奥に外すと下りの速いパットが待っていました。

最終9番ホールは、距離は381ヤードでHD7のミドルホールですが、やや右ドッグレッグで、平坦なため2打目も距離が残ります。

グリーン手前左右にバンカーが待ち構えて、グリーンも微妙なアンジュレーションで難しくしてあります。

今日は、水海道ゴルフ倶楽部の素晴らしさを堪能して、必ずリベンジしたいという思いでラウンドを終了しました!