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ゴルフコース・練習場

PAR RUSH 01

北海道「御前水GC」“隠れ名門コース”を紹介するシリーズ第31回

北海道へ遠征して、ゴルフを楽しむ番外編の二回目「御前水(ごぜんすい)ゴルフ倶楽部」をご紹介します。

このコースは、新千歳空港から至近距離にあり約15分でコースに到着します。到着日や最終日のプレーに最適なコースと言えます。

コースは、北海道らしい原生林をくり抜いたようなホールが続き、豊かな自然をそのままに生かした戦略性に富んだ林間コースです。

それでは、御前水GCを紹介していきましょう!

比較的新しいコースですが…

コース開場は1992年ですので、開場から26年の比較的新しいコースです。バブル期のコースと言えますね!

コース所在地は、苫小牧市でゴルフ銀座にあるコースです。設計は土肥勇です。

18ホールのコースで、所々にアップダウンはあるものの、全体はほぼフラットに仕上がっていますが、フェアウェイの微妙なうねりが難易度を上げています。

レギュラーティーで、アウトは3278ヤード、インは3154ヤード、トータル6432ヤードと、北海道のコースらしく距離もしっかりあります。

この距離でフラットな造りですので、タフなコースです。

グリーンは芽が強いので、キャディーさんのアドバイスが必要です!

クラブハウスは、落ち着いた雰囲気!

クラブハウスは超豪華ではありませんが、シンプルな中にもしっかりとした造りです。

18ホールのゴルフ場ですが、フロントは小さいなぁと感じました!

ロッカールームが2階にあり、ロッカールームの入口で靴を脱いで、自分のロッカーにいくという珍しい造りです。

レストランは平面の1階にあり、テラスも併設!

北海道や関東のリゾートコースなどにある、テラスを併設したレストランです。

天気のいい日には、テラスで食事をしたり、ゴルフが終わってからお茶を飲んだりと、優雅にゴルフライフを楽しめます!

練習場も充実!

練習場は、原生林をくり抜いた中に、ひっそりとあります。クラブハウスから少し離れているため、練習する人はまばらでした。

とても、奥の林までは届きません!

ボールはロストボールで、100円で15球でした。

まずは、インコースからスタート!

インコースは、3154ヤードと、北海道としては距離はあまりありません。

スタートホールは、543ヤードのロングホール(パー5)です。

フラットですから、長いロングです。グリーンの左手前には、縦にダブルのバンカーが並んでいます。これで、HD10ですから、難しいコースです。

インコースでは、ハンディキャップ(HD)2の13番ミドル(パー4)、HD4の11番ミドル、HD6の17番ミドルなどが難しいです。

これらのホールはいずれも、池絡みのホールで、11番・17番は400ヤードを超えるミドルです。

インコースは、池絡みのホールが攻略のポイント!

HD2の13番ミドルは350ヤードで、池を回るような左ドッグレッグのホールで、池の右のフェアウェイにティーショットを置ければ、2打目はそれ程難しくはありません。

ただし、グリーンの左手前にあるバンカーに注意することと、グリーンのアンジュレーションが曲者です!

最終18番のロングは479ヤードの右ドッグレッグです。2打目に池を越すか? 右の斜面を使って逃げるか? 悩むところです。

インコースは、池をどのように攻略するかがポイントになります。

そのまま、スルーでアウトコースへ!

アウトコースは、3278ヤードとインコースに比べて少し長くなりますが、普通の長さでしょう。

ほぼフラットなホールが続きますが、4番ミドルが少し下って、グリーンへ打ち上げになるホールです。

HD7ですが、グリーンが3段になっているので、ピン位置によってはとても難しいです。

また、HD1の5番ロングは553ヤードで、ほぼ真っすぐなホールですが、フェアウェイが途中で切れているので、距離があり注意が必要です。

アウトは戦略的!

アウトコースでは、池絡みはショートホール(パー3)くらいで問題ありませんが、戦略的なホールが多く、5番ロングの他にも、8番ロングは520ヤードと距離もあり、林を挟んで攻略ルートが二手に分かれる珍しい造りです。

HDは11ですが距離以上に難しいホールです。

また、アウトのショートは距離があり、特に7番は196ヤードと長めです。

途中の障害物がないので、花道から乗せていくイメージで攻めれば、上手くいく可能性があります。

う〜ん、なかなか手強いコースでした!

御前水は、過去にラウンドしていますが、一部ホールを除いて、各ホールの記憶はありませんでした。

今回ラウンドして、はっきりと手強いコースだと、感じました!

スタートでは林間コースのように見えて、少しずつアップダウンも出てきて、またフェアウェイも少しずつうねっています。

さらに、途中には、左右どちらのルートで攻めて行くかを選択させたり、ただ距離を出せば良い! 真っすぐ飛べば良い! というだけでは上手くいかない難しさがあります。

また、フェアウェイが途中で切れていたり、花道がなかったりと、別の言い方をすれば面白い造りになっています。

機会があれば、リベンジしたいコースでした!