ゴルフコース・練習場
PAR RUSH 01
“隠れ名門コース”を紹介するシリーズ!第15回「レイクウッド総成CC」
このシリーズも第15回の節目を迎えました。毎回、ご覧いただいた皆さんありがとうございます。
今回は、千葉県成田市にある「レイクウッド総成CC」をご紹介します!
目次
クラブハウス前の大木は他には類を見ない素晴らしさ!
開場は、古く昭和39年(1964年)です。
コース設計は第14回でご紹介した飯能GCを設計した「和泉一介」、コースは西・東・南の27ホールで、過去に日本女子オープンや女子日米対抗ニチレイインターナショナルなどを開催しています。
平成24年にレイクウッドグループのゴルフ場となりました。
クラブハウス前は大木が生い茂り、他のコースとは違う雰囲気のあるコースです。
クラブハウス内の天井は高くゴージャスだが名門の雰囲気も漂う!
クラブハウスは、レストラン部分は2階建てとなっていますが、フロント前は天井まで吹き抜けで開放感がたっぷり!
素晴らしいクラブハウスです。
コースは成田の台地に27ホールを配する!
基本的に完全キャディ付きでのラウンドです。
この付近はあまり極度なアップダウンはありませんが、地形をそのまま生かした造りのため、途中でさまざまな傾斜が現れ、途中で打ち下ろしから打ち上げになるホールなどもあり、いろいろな顔を持ったコースです。
特に、西コースの4番ロングホール(パー5)の3打目の池越え、7番ミドルホール(パー4)のフェアウェイ真ん中にある大木、東コース6番ミドルホールの左ドッグレッグ、8番パー4の左側にずっと続くフェアウェイバンカー、南コースの2番ロングホールの浮島グリーンなどなど。
それぞれのホールを攻めるのにいろいろなショットを求められます!
ドライビングレンジはネットだが十分。アプローチ練習場も南と西にある。
東コースの横にネットに囲まれた120ヤード程の練習場があります。距離は短いですが、練習はきちんとできます。
また、西コースの1番ホール付近と南コースの1番ホール付近に小さいながらアプローチ練習場もあります。
残念ながら、利用している方は少ないように感じます。
西コースからスタート!
変化があるホールが続きますが、全長は3,037ヤードと短めです。
ハンディキャップ(HD)1の4番ロングホールは497ヤードと短めですが、左ドッグレッグのため、ティーショットをミスすると左の崖の先に出すだけという罰が待っています。
さらに3打目が池越えでグリーンが横長で奥行きがなく、しかも傾斜がきついため乗っても安心できない危険がいっぱいのホールです。
次に、HD4の7番ミドルホールが厄介なホールです。
大きく打ち下ろして2打目を大きく打ち上げるこのコースでは珍しくアップダウンが厳しいホールです。
ティーショットの着地地点は風が通ることから風が強い日には大きな影響を受けます。
左はフェアウェイバンカーがありその左はすぐにOB、右は林が続きます。
距離は362ヤードですが、打ち上げを考えるとそれ以上です。
また、フェアウェイ中央に大木があり、左右どちらかに打ち分けていく必要があります。
グリーンも受けと饅頭(まんじゅう)型で厳しく、上につけると難しいパットが残ります。本当に気が抜けないホールです。
東コースは距離もあり、難しい!
全長3,285ヤードと比較的長めです。
大きなアップダウンも比較的少ないですが、ピンフラッグが見えないホールが多いため、距離以上に難しい感じです!
HD1と2はともにロングホールです。
特に、HD2の3番ロングホールはストレートに見えるホールですが、グリーン手前100ヤード付近から左にドッグレッグしているため、ティーショット・2打目ともにミスせずに真っ直ぐに飛ばしていく必要があります。
3打目は右手前から左奥に斜めになったバンカーに囲まれたグリーンを狙いますが、グリーン面が見えず奥行きがないように見えるため、距離感がとても難しいホールです。
次に、HD的にはHD3の8番のミドルホールなのですが、HD4の6番ミドルホールのほうが難しいと思います。
230ヤード辺りから急激に左ドッグレッグしており、ピンポイントでティーショットを距離を出して運ばないと2打目がグリーンを狙えません。
グリーンは比較的平坦なので、まずは何とかグリーンを狙えるところへティーショットが打てるかが鍵になります。
回っていない南コースを少し紹介する!
ショートホール(パー3)からスタートする南コースのハイライトは2番ロングホールです。
距離はそれ程長くありませんが、グリーンが左・奥・右と池に囲まれた半浮島。
果敢に狙うか、花道に止めて寄せるかの選択が必要になります。
27ホールがそれぞれに特徴があり、挑戦し甲斐のあるコースです。
皆さんもぜひ体験を!