ゴルフコース・練習場
miyazoto39
思考の転換をしよう! 実はロングホールのほうが気楽だったりする攻めかたのコツ
飛距離に自信がないゴルファーの多くが、ロングホールで緊張しています。
ましてや先行してナイスショットをされてしまうと、いっそう肩に力が入って思うようなスイングができなかったりしてしまうのです。
そんなロングホールの攻略法があったらとは思いませんか?
ロングホールに設定されるパー5の意味
ロングホールといえば、多くのコースでパー5に設定されています。
ドライバーでも1打なら、パッティングでも1打なので、5回でホールアウトできればパーということになります。
しかし、ティーグランドに立ち、はるか遠くのカップを思い描くと、無意識にドライバーで遠くに飛ばさなければと力んでしまうものです。
ところがゴルフの奥深いところは、平常心を揺さぶるようなコース設計を行い、ゴルファーの思考を惑わせるところです。
それはロングホールでも同じで、どんな風に打つのか、攻めかたさえも誘導するのです。
遠くへ思い切り打たなければ! ゴルファーはその術中にハマっていきます。
パー5の勝負どころはファーストショットではない!?
ロングホールの場合、サードショットがそのホールでの勝負どころになります。
ゴルフのおもしろいところは、最初から最後まですべてをナイスショットする必要がないというところです。
むしろ、勝負どころの場面でナイスショットできるかのほうがとても重要なのです。
ロングホールではサードショットがまさに勝負どころとなるグリーンを狙うショットにあたります。
別のいいかたをすれば、ファーストショットとセカンドショットではOBにならないことは当然としても、サードショットでグリーンを狙える場所までボールを運べればミスショットではありません。
ドライバーショットで誰よりも遠くへ飛ばす?
これでドライバーショットで力む必要がないことがよくわかったと思います。
たとえば、コンペなどでいっしょに回っているメンバーを揺さぶる意味で、無理してスイングを見せつけるような必要がある場合には、駆け引きとしてスイングを変えたりもします。
しかしロングホールを攻略する意味では、勝負のサードショットから逆算して、ドライバーショットの狙いどころも決まってきます。
フックボールやスライスボールを意識的に打ち分けられるなら、コース途中で先が見えないような場面でも攻めかたに幅が出ますが、基本的には狙ったエリアの直径30ヤードの円内に収まればドライバーショットとしては十分です。
“2打目が打てるところ”“3打目が打てるところ”へ打っていくことを心がけてください。
サードショットをどこから打つのか?
今の自分の実力を考えた時に、残り100ヤードからなら、どんなクラブでグリーンを狙っていけるでしょうか。
やはり正攻法と呼べるのは、正面の花道からキャリーとランで距離を合わせて狙っていくことでしょう。
セカンドショットがフェアウェイを外して、少し長めのラフからの場面を迎えたとしたら、どれだけのアプローチ方法が浮かびますか。
自信のないバンカー越えに無謀にも挑み、結局失敗して大やけどしてしまうくらいなら、ライのいいところまで刻むことも大切な勇気です。
すべてを集中するのではなく、ロングホールなら、キーとなるサードショットまでの攻めかたに意識を持ってプレイしましょう。
“どんな3打目を打つか”をイメージできれば、そのホールのパー(あるいはバーディ!)が現実に近づいてきますよ!