ゴルフコース・練習場
PAR RUSH 01
雨の名門コースの攻略ポイントは、重たいラフ対策とバンカー回避にあり!
季節は初夏から梅雨となり、真夏目前になりました。
コース攻略のポイントは季節によって違ってきますが、この時期、特に名門コースはどのように攻略する必要があるのか? 何に注意しなけばならないか?
梅雨の最中で雨にも見舞われました! 雨と厳しいラフという難しいセッティングでした。
そんな厳しいセッティングの中で、注意すべきポイントは? どうすれば、何とか攻められるかを教えてくれました!
目次
今回のコースは、名門「我孫子ゴルフ倶楽部」です!
我孫子GCは、距離的にはレギュラーティーでトータル6374ヤードと、特に長いわけではありません。
しかし、ミドルホール(パー4)で、ほぼ平坦で400ヤード程度から400ヤード超えのホールもあり、これらのホールが攻略がポイントとなります。
この日は、雨が降り続く天候でしたので、特にボールが飛ばない厳しいコンディションでした。
春、桜の頃にラウンドをしましたが、今回まず感じたことは「ラフ」の厳しさ!
3ヶ月前の4月の初めにラウンドしています。春の嵐の強風が吹くラウンドでした。でも、まだラフはそれほど厳しくはありませんでした。
季節は初夏から梅雨に変わり、気温も高くなり、芝の伸び方も勢いが増しています!
たまたまこの日はラフは刈ってあるほうでしたが、それでもきつい状態でした!
乾いた状態でもこの時期のラフは厳しいのに、雨で濡れているラフはとても難しく、一筋縄ではいかない状態でした!
ティーショットは距離ではなく、フェアウェイキープが絶対条件!
ティーショットがラフに入り、そこから無理をすると、またラフを渡り歩くことになりかねません。
この日は、ショットの調子が良くて、ドライバーはほぼフェアウェイをキープしましたが、ラフに入った時には、6番アイアンでレイアップしました。
ラフに入れた同伴者が、ラフを渡り歩く場面を何度も見ました。
雨で濡れているラフは、クラブに芝が絡みつきヘッドが返ってしまいます。ボールが上がらず、ゴロになってまたラフという状態でした!
雨予報で、ピンポジションはとても難しい場所になる!
梅雨が続き、朝のスタートから少しの間は、雨が降る予報でした。朝の練習をする頃は結構な降りで、レインウェアを着て練習をしていました。
このような天気ですから、ピンポジションはグリーンの高い位置に切られていました。
メンバーの話では、このピン位置は厳しいなぁ、という場所でした。最も高い狭いエリアや傾斜のところに、ピンが切ってありましたので、距離のあるパットはなかなか寄らず、短いパットも微妙な切れ方をする位置でした。
「いくら雨予報でも、これは厳しいですねぇ!」というぼやきが出てくる状況でした。
案の定、ショットは比較的良かったのに、パットで玉砕しました!
バンカーを徹底的に避けて、守るゴルフで通じるのか?
「我孫子」はバンカーに定評があります。青木功をはじめ、バンカーの名手を生んだコースですから、それはもう難しいです。
コース攻略のポイントの一つは、バンカーを避けること、入りそうだったら、花道を狙ってピンを外していく勇気も必要です!
結果は、バンカーに入ることもありましたが、すべて1発で出て、バンカーによる大叩きは回避できました。
これは守りのゴルフ? いや攻めのゴルフだと思います。リスクを最小限にすること! これは立派な攻めのゴルフです。
こうして、パットの難しさに3パットでスコアは作れませんでしたが、頭で描いた攻めのゴルフで、「名門・我孫子GC」を、ショットでは攻略することができました!