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ゴルフで「雨」と「風」はどちらが大敵?〜いつも80台を目指す“ラウンド日記”第26回

今回のラウンド日記は、ゴルフは天候に左右されるスポーツだということを、改めて味わったラウンドの模様をお送りします!

一年の長いゴルフシーズンの中では、必ず何度か天候が厳しい状況のラウンドがあります。

ゴルフは自然との戦いですから、ゴルフをやる者にとって、天候は平等ですよね。

でも、スコアに与える影響は必ずある訳で、それを最小限に止めるようにすることが、大事なことですが…??

朝方までの雨は小止みになりつつあるが、今度は風が強くなってきた!!

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この日の天気予報は、前日深夜から朝まで2ミリ程度の雨が降り続き、朝から昼まで小雨となり、13時頃から雨が上がるというものでした。また、当初は風はあまり強くないという予報でした。

ゴルフ場に着いてレンジでの練習を終え、9時10分のスタート時間に合わせて、パターの練習を開始した8時半過ぎに、いったん雨は小止みになりました。

しかし、9時頃になってまた雨が降り出し、それほど吹かないとの予報は外れて、風も強くなってきました。

その風は「えっ!」というくらい強く、時には突風に近いこともありました。

このような厳しい条件の中で、9時10分にインコースからスタートしました。

この日のメンバーは、私を含む3人にハンディを出している上級者Aさん、ハンディなしのBさん、Cさんという組合せでした。

非常に厳しいコンディションでスタート!

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厳しいコンディションの10番は、Aさんがショットのミスが続きまさかのダブルパースタート、Cさんがダボ、私とBさんがボギーでスタートしました。

続く11番ミドル(パー4)、12番ロング(パー5)は正面からのアゲンストのホールが続きます。

この頃、風は最も強くなっていました。ティーショットのドライバーは普通の風の時と比べて30ヤード程度は飛ばない状況でした。

11番では、Aさんと、私がパーオンしましたが、ピンが一番奥で二人ともに3パットのボギー、BさんとCさんはダボでした。

さらに風は次第に強くなり、かなり厳しいコンディションに!!

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次の12番のロングホールは、ティーグラウンドが高台にあるために、風の影響は半端ではありませんでした。

しかし、このホールは何とかAさんがパー、BさんCさんはボギー、私はダボで通過しましたが、相変わらず小雨が降っていて、雨と強風という最悪のコンディションでした。

13番のショートを終えると、今度はフォローのホールになりましたが、私はドライバーが会心の当たりだったために、2打目を力んでトップさせてしまい、ここまで我慢していましたが、ここからガタガタと崩れていきました。

風は相変わらず強いが雨は小止みになってきた…

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15番を終えた時点では、Aさん+8、Bさん+8、Cさん+8、私は+7でした。

この後、まだ強風が吹く中で、上がり3ホールをAさんとCさんは1オーバー、私は2オーバーで上がりました。

特に18番は池越えで、その後は左はグリーンまで池、右はOBで狙いが狭いハンディキャップ(HD)1のホールです。

Bさんは池に1発、右へOBを2発打ち上がってみれば11の大叩きで16オーバーになってしまいました。

このホールは風が横風で相当強かったので、とても難しいホールになっていました。

空は雲の切れ間が現れているが、天気雨が続く!

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後半はアウトの1番からスタートしました。

この時、時計は12時15分を回っていましたが、まだ、雨は止まず、雲の切れ間から青い空が少し覗いているところもありますが、雨は降り続いていました。

「何かおかしいですね!」と会話をしながら、プレーを続けました。

2番ロングは強烈なアゲインストで、ドライバーは飛びませんでした。

続く3番ミドルはフォローの風でしたが、4番ショートは左からの強烈な風が吹いていました。

この頃には、やっと雨は上がり雲の切れ間から薄日がさしてきました!

後半もこの辺りに来ると、風の影響も少しずつなくなって来ましたが、やはり前半の風と雨でスコアを崩したのが、心の中で影響していて、何となく締まらないゴルフになっていました。

また、この後取り返そうとする気持ちが、悪い流れとなることになります!

やっと、晴れて暑くなってきた時には、すでに最終ホールに来ていた!

さて、風も少し弱くなってきた5番ミドルホールは、HD2で距離もあるやや打ち上げのミドルホールです。

右はOBなので注意と言われているのに、Aさん、Bさんともに右へOB、私も左の木の下で2打目が木に当たりと散々で、Aさんはグリーンを狙ったショットが2発目のOBとなり、痛恨の10、私もBさんもトリプル、Cさんもダボと全員スコアを崩しました!

その後、天気は急速に回復して、最終ホールでは富士山も見えていました。

最終ホールの前まで、Aさん+23、Bさん+23、Cさん+21、私は+20でした。

富士山を遠くに望む最終ホールは、やや打ち下ろしのグリーンの100ヤード程前から、右ドッグレッグとなるロングホールです。

私は左に引っかけて2打目は出すだけとなり、その後林に入れるなど乱れて素ダボとなり、AさんとBさんはパーを取りました。

Cさんはボギーで、最終的には、Aさん+24、Bさん+23、Cさんと私が+22で終わりました!

今日一日、目まぐるしく変化する天候に左右されて、全員残念な結果になりました。

悔やまれるホールが多々ありますが、常に自然との戦いというゴルフの宿命を、再度心に刻みどのような条件でも、いつも80台を目指すゴルフができるようにしたいと思います!