ゴルフクラブ
モハメドアリモト
【長尺ドライバーのすすめ編】☆失敗しない、クラブ選びのヒント
こんにちは、今年もいよいよ梅雨入りのお知らせが届いたりしておりますが・・ゴルファーにとってはあまり嬉しくない季節ですよね。
ならば。。。こんな時期だからこそ!クラブをイジクって(言葉が汚い)みては如何でしょうか?
今回は、ドライバーの飛距離を延ばす為の"ひと工夫!"クラブの長尺(インチアップ)についてお話し致します。
最近、発売されているnewモデルは徐々に丈が長くなっております。
では、なぜ?また長尺化ブームなのでしょう?飛距離アップに何故長尺が効果的なのか?お話しさせて頂きま
目次
其の①、丈が1インチ伸びると約5ヤード飛距離アップ?
飛距離5ヤード伸びる!なんて聞くと皆さん食い付くでしょう。理論はこうです!
先ず、クラブの丈が1インチ伸びます、すると計算上ではヘッドスピードが約1m/s速くなると云われています。
さらに、これも計算値ですが1m/sヘッドスピードが上がると約5ヤード飛距離が伸びると云われています。勿論これは、ミート率等は一切無視した計算になりますが。。。。
しかし、現在のクラブ開発技術は素晴らしく丈が伸びても振り遅れしたりスイングテンポを崩したりしないようなシャフトやヘッドが開発されているんです!
飛距離はクラブ性能で補える時代が到来した!!という訳ですな・・・
其の②、今や、46インチは当たり前の時代!
実は、15〜20年前も一度長尺のブームは到来しておりました。46インチや47インチまでかなり長いモデルまで発売されておりました。
しかし、当時のヘッド体積は現在と比べると相当小さくシャフトを長くすればする程、視覚的にも打つ技術的にも難しくなり簡単に使いこなせる代物ではありませんでした。
しかし、現在ではヘッドの大型化に伴い丈が長くても違和感なく構えられるようになり、技術の進歩で丈が長くなっても楽に頭をしなり戻せるものに進化しました。
このお陰でクラブの46インチも標準サイズになりつつ有ります。
昔云われた『長尺』も今や当たり前の時代という訳です!
其の③、特にシャフト技術の進歩はスゴい!!
去年から今年にかけて各シャフトメーカーから長尺対応のモデルが続々、発売されていますが、普通に長くするだけではクラブ特性上デメリットも出て来ます。
①尺が長くなるとバランスも比例して増えてしまう(重く感じる)
②シャフトは長くなる程、遠心力を受け易く振った感じ軟らかくなる。(フレックスダウン)
このようにクラブを今まで通りコンポーネントしたのでは、避けられない問題もありました
しかし!最近では、長尺用の製品を販売する事で、このデメリットは殆ど解消されております。
シャフトのバランスポイントが手元側にあり長くしてもバランスが出過ぎないモデルや長くしてもフレックスダウン(柔く)しないモデルまでラインナップが結構増えてきております。
長尺化の波はすぐソコまで来ていますね、、、
いや〜もう来てるな!
其の④、長尺化の際、クラブ重量は最重要ポイントです!
コレも、計算値になりますが丈が1インチ伸びると振った感じは10g重く感じると云われております。
という事は、例えば現在45インチで重量が320gのクラブをそのまま丈を1インチ伸ばします。
すると体感では330gのヘビードライバーを振り回す感じになります。
その対処法方しての一番のおススメは長尺仕様のシャフトにリシャフトし全体重量は軽くバランスも出し過ぎずというクラブに仕上げる。。。です
他のカスタマイズ方法として、尺を長くし上記で説明した振り心地の重量を考えグリップを約10g軽くするという事も出来ますが、バランスが出過ぎ頭を感じすぎて『引っかけ・チーピン』を引き起こす場合があるのでコレはあまりおすすめ致しません!
『じゃー簡単に長く出来ないじゃん!』と云われそうですが、、まぁ、ここまで来たら工房へご相談下さい!きっと最善の対処方教えてくれますから。
損はさせまへんで!!
其の⑤、今回のまとめ
ゴルフの醍醐味として飛距離を追求するというのは、どのゴルファーにもお持ちの課題だと思いますが、それをクラブで解決・実現するには長さの長尺化が一番効果的だと、どのメーカーも開発に力を入れております。
昔と比べると今やクラブ性能はドンドン進化し、昔の不可能が可能になりつつある現状です。
将来だれもが、300ヤードオーバーなんて、夢も現実になるかもしれませんね!クラブシャフトの長尺化はそんな技術進化の一つだと思います。
さぁ、今よりインチアップして飛距離もアップしてみませんか?。。。是非、お試しあれ。
では、又次回まで・・・・・・押忍