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昨年話題になったワンレングスアイアンを試打してきました!

昨年話題になりましたね!

コブラから発売されたワンレングスアイアン!

一体どんなアイアンなんでしょうか? 試打する機会があったので特徴をレポートしようと思います。

ワンレングスってどんな意味?

通常、アイアンは番手を上げるほど長くなっていきます(写真)。

しかしこのワンレングスアイアンは、ピッチングウェッジ(PW)から5番まですべての番手の長さが同じなのです。

“すべて長さが同じ=ワンレングス”という意味ですね。

ちなみに、すべての番手を7番アイアンの長さに合わせてあります。

アイアンの長さがすべて同じ!

ゴルフではパターからドライバーまですべてのクラブの長さが違います。

ということは、14本クラブを入れていたら、14通りのスイングをしないといけませんし、
クラブごとで体の前傾姿勢が異なったりしますね!

そこに着眼したのがこのワンレングスアイアンです。

すべてが7番アイアンの長さでも番手ごとに距離が打ち分けられるようになっています。

パター、ウェッジ、ウッドは除外してアイアンだけはすべて同じ姿勢・軌道で打てるというメリットがあります。

ロングアイアン(?)が長くない!

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打ってみた感想としては、ワンレングスなのでミスが少ないという点です。

同じスイングをすれば番手ごとに勝手に距離が変わってくれます。

ロングアイアンも(ワンレングスなのでロングアイアンという言い方が違う気がする・・・)、長くないので打ちやすく、苦手意識もなくなります。

(写真はワンレングスアイアンの使い手、ブライソン・デシャンボー選手です)

短い番手の操作性に不安

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確かに、ワンレングスアイアンは同じスイングの繰り返しができるので、ミスの確率が減ると思います。

ただ、PWや9番といった短い番手を持った時に、やけに長く感じます。

慣れのせいもあると思いますが・・・。

短い番手では確実にグリーンに乗せたいので、その時にアイアンが長く感じると、少々不安を覚えます。

また、ワンレングスアイアンを使用した後に、ウェッジに持ち替えるとすごく短くなったような感覚になりました。これも慣れですかね・・・。

5・6番アイアンの弾道が低い

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長い番手の弾道が低く感じます。

5、6番は通常のアイアンよりもシャフトが短い分、ヘッドスピードが出ないせいでしょうか(ロフトは同タイプのアイアンの通常モデルと同じ設定)。

低い球が出る原因はわかりませんが、一緒に試打した友人も同じような低い球でした。


簡単に紹介させてもらいましたが、完全に好みが分かれるアイアンですね。

確かにすべてのアイアンの長さが同じというのはミスが減っていいですが、操作性や、弾道の低さに違和感を覚えます。

オートマチックにミスを減らしたい人にとってはもってこいのアイアンであることは間違いないと思います。