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あなたのクラブは大丈夫?ライ角の調整方法
アイアンのライ角って注目していますか?
打球が左右にぶれたり、打った時にクラブの抜けが悪いと感じる方。
もしかしたらアイアンのライ角があっていないかもしれません。
今回はライ角が自分に合っているかのチェック方法や、調整法をご紹介します。
※ライ角を調整できるアイアンは基本的には軟鉄アイアンのみです(PINGを除く)。
※記事中の書籍ページの写真は、『ゴルフは科学でうまくなる』(ライフ・エキスパート編、河出書房新社刊、2011)より引用しました。
ライ角について知ろう
アイアンのライ角とは、ここの角度を指します。
ライ角の状態には以下の3種類があります。
この図のアップライトやフラットになっていると、思った通りの方向に飛ばなかったり、
芯に当たりづらくなるため、飛距離も落ちます。
また、フラットになっている場合は、ヘッドの先端が地面に刺さりやすくなるので、ショット時の抜けが悪く感じます。
僕の場合は少し、フラット気味で抜けが悪く感じたので、0.5度アップライト方向に調整してもらいました。
どの様に調整するのか?
さて本題ですが、ライ角はどの様に調整するのでしょうか?
基本的には自分ではできないので、ゴルフショップに持ち込みましょう。
その際どのように調整してもらうかを自分で言わないといけません。
自分にライ角が合っているか見極める方法は、自分のクラブに聞きましょう。
クラブのソールを見れば、ライ角が合っているかどうかわかります。
写真の通り、
トウ側(先)に傷が多くある場合・・・フラット気味
ヒール側(根元)に傷が多くある場合・・・アップライト気味
こすれ傷を左右対称にするために、フラット気味の時はアップライトに調整し、アップライト気味の時はフラットに調整しましょう。
ライ角を調整する際の注意事項があります。
◆ライ角調整の時は0.5度ずつにしましょう。0.5度調整するだけでかなり変化が出ます。
◆ライ角調整をする際は、必ず1方向へと決めておきましょう。アップライトにしたり、フラットにしたりを繰り返すと、ヘッドの付け根がもろくなってしまします。
上記の点を意識してアイアンを自分好みにカスタマイズしていきましょう。より一層愛着が湧いて、ゴルフが楽しくなること間違いなしです。