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100切りのためのドライバー選び【シャフト編】
ウッド系のクラブで特に重要なのは、シャフトです。
ヘッドで難易度を決めるとしたら、シャフトであなたの力の引き出し方を決めます。
やさしいヘッドでも力を半分しか引き出せてなかったら意味がありません。
ヘッドとシャフトの組み合わせで自分の力をうまく引き出せるドライバーを選びたいですね。
今回は100切りを目指すゴルファーのためのシャフト選びについて解説していきたいと思います。
シャフトを選ぶ要素
シャフト次第で打球は大きく変わります。
飛距離、曲がり幅(サイドスピン量)、持ち球(ドローかフェード)などなど……。
最近はカスタムシャフトを選ぶ傾向が強いです。
純正シャフトに比べ特徴がはっきりしている分、間違って買うと『全然合わない!!』なんてことも。
シャフトだけで数万円してしまうので無駄な買い物は避けたいですよね。
さて、100切りを目指す方々は、どんなシャフトを選べばいいのか??
シャフトには大きく3つの要素があります。
◆重さ
◆硬さ(フレックス)
◆調子(キックポイント)
では、100切りを目指す人はそれぞれどのようなスペックのシャフトを選べばよいでしょうか?
上達する中でドライバーを買い替えていくことを選択肢に入れ、基礎を身に付けるべくバランスの取れたシャフトを選んでいくことをお勧めします。
重さは60グラム台、硬さはS
まずは、重さと硬さです。
標準的な男性の場合、60グラム台で、硬さはSのシャフトを選びましょう。
シャフトの重さは40グラム台~80グラム台まで幅広く用意されています。
アイアン同様に振り切れる範囲で重めのシャフトにした方が、打球が安定すると言われていますが、よほどスイングスピードに自信がある人以外は60グラム台を選びましょう。
逆に、あまりスイングスピードに自信のない人は、50グラム台も検討してみてください。
硬さは、R(柔らかめ)、S(やや硬め)、X(硬め)といった3種類の中から選びます。
こちらもまずは標準的なSを選びましょう。
たとえば、7Sと書かれているものは、「70グラム台のSシャフト」という意味です。
シャフトの中央部の記載が6Sまたは、65Sとなっているものを選びましょう。
お勧めは中調子
シャフトには調子(キックポイント)といって、イラストのようにどの部分が大きくしなるかという分類があります。
100切り前の方々にお勧めするシャフトは、クセがなくバランスが良いことが大前提のため、中調子を選びましょう!
スイングが固まっておらず、自分の持ち球や、ミスの傾向がわからない状態でシャフトの特徴を強いものにしてしまうのはお勧めできませんので……。
参考までに元調子と先調子の特徴についても書いておきます(一概には言えませんが、大きな特徴として)。
・元調子の場合
先端の振れ幅が大きいため、ヘッドの戻りが遅くなります。
⇒球をつかまえたくない人向き
・先調子の場合
先端の振れ幅が小さいため、ヘッドの戻りが速くなります。
⇒球をつかまえたい人向き
まとめ
お店でどんなドライバーを探せばいいかというと『重さ60g台・硬さはS・中調子のシャフトが刺さったドライバーありますか?』と店員さんに聞いてみましょう。
いくつか出してくれるはずです。
以下に少しだけお勧めのシャフトを紹介しておきます。
フジクラシャフト ランバックス タイプS
先中調子で、ややつかまりやすく、高弾道になりやすいシャフト。
素直な振り心地で、叩いても左に行かないのに、シャフトがしっかり球をつかまえてくれ、弾道が安定する。
グラファイトデザイン ツアーAD DJ
中調子で、ツアー選手に人気だった「DI」と基本的な設計は同じだが、先端剛性をややマイルドにし、アマチュアにも使える味付けとなっている。
振った時の挙動もマイルドで、適度なつかまりと適度な弾道の高さを実現している。