ゴルフクラブ
PAR RUSH 01
ちゃんと打ち分けられていますか?クラブ別距離の階段を考える!
クラブの距離の階段???
これは何のことだかわかりますか?
普段使っているクラブは、番手毎のロフトにより距離の差が出てきます。
このクラブを並べると距離の差が階段のようになり、これを把握する事が正確なショット、しっかりと距離を打ち分けることの第一歩となります。
昔と今のクラブセットの違い!
昔も今もアイアンはセットで売られていますが、その内容は大きく変化しましたね。
昔は、アイアンは3番〜9番とPW、AW、SWがセットになったものが多くありました。
今はどうでしょう。
アイアンは5番〜PWまでの6本セットが主流、ウェッジは別売りのものをロフトで選ぶ時代になりました。
アイアンのロフトが、昔と比べて立ってきたのも大きな変化です。
クラブ別の距離の階段とは?
一般的に、ロフト1°の差は約4ヤードと言われています。
これをアイアンの番手に当てはめると、例えばロフト24°の5番アイアンと28°の6番アイアンのロフト差は4°で、飛距離差は約16ヤードとなります。
ただし、これはあくまでもシミュレーション上の数字ですので、個人差が出るのは当然で1番手で約10〜15ヤードというのが一般的かもしれませんね。
さて、自分の距離の階段を作るには、まずは基準となるクラブの距離を掴みましょう。
基準となるクラブは9番アイアンが良いと思います。
なぜなら、9番アイアンの距離の2倍がドライバーの距離と言われているからです。
ここからは飛距離階段モデルです。これは架空のクラブでキャリーを基準に作っています。
5I〈24°〉…175ヤード
6I〈28°〉…165ヤード
7I〈32°〉…150〜155ヤード
8I〈36°〉…140ヤード
9I〈41°〉…125ヤード
PW〈46°〉…110ヤード
AW〈52°〉…90〜95ヤード
SW〈58°〉…65〜70ヤード
※PW=ピッチングウェッジ、AW=アプローチウェッジ、SW=サンドウェッジ
※ドライバーのヘッドスピードが42~43m/sの人の場合
クラブの飛距離階段はあくまでも目安です!
階段モデルのように各クラブの飛距離の目安がわかっても、実際のコースでは風や高低差に加えてその日の体調によっても変わるので、いろいろな条件を加味してクラブを選択する必要があります。
従って、自分で作ったクラブ別の距離の階段は、実際のコースでは様々な条件を当てはめて自分でジャッジすることになります。
また、新しいクラブに替えたりすれば同じ番手でもロフトが大きく変わることがあり、それによって飛距離も違ってきます。
さらに、注意しなければならないことは、アイアンでも止まる球が打てなければ、ランも計算しなければなりません。
このように距離とクラブ選択は難しく、ゴルフをやる上で永遠の課題の一つですね。
ゴルフを始めたばかりの方や距離感がわからないという方は、ぜひ自分のクラブセットの距離の階段について考えてみてください。