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【オーダーメイドウエッジを作ろう編】☆失敗しない、クラブ選びのヒント教えます。
皆さん、こんにちは！
最近よくウエッジの形状やロフト・ライ角etc…自分に合った使いやすいウエッジを求めて当店にご相談に御来店戴く御客様が多くなって来ております。
それだけ、アプローチの重要性や100ヤード以内をいかに楽にグリーンに運ぶか？ について真剣に悩んでいらっしゃる方が多いという事ですね。
アプローチに自信が持てれば、スコアアップは確実です。
それには、信頼出来るクラブを！ さらに、既製品では無く自分用にカスタマイズしたウエッジを作る事で信頼度も愛着度も格段に上がると思います。
使いやすいウエッジを持つ事は絶対おススメですので、是非ご参考下さいませ。
そこで、今回はこのお題についてお話しして行きたいと思いますので、最後迄お付きい下さいませ。
では、はじまりはじまり・・・。
其の①、先ずは、形状を選ぼう
ウエッジは、他のクラブに比べて特に顔の形状や操作性を重要視されるクラブです。
よって、ウエッジをオーダーする場合は先ず、顔の形状から選ぶ事が先決！
形状の種類は大きく別けて3種類。
①ストレートネックでリーディングエッジも真直ぐなタイプ
②ネックはストレートでもリーディングエッジがネックよりも前に出ている『出っ歯』と云われているタイプ
③2つのタイプとは異なりグースネックと云う“アヒルの首”のようにネックが曲がっているタイプ。
用途や特徴について説明すると、
①のタイプは目標に対してフェイスを真直ぐに構えやすく操作性も良いモデル
②はリーディングエッジが丸く出ているので開いたり閉じたりしても視覚的にラインを取りやすく、ボールの下にエッジが入りやすく球を拾いやすいモデル
③はリーディングエッジがシャフトよりも後方に位置するため、『ハンドファースト』で構えやすく上からボールを潰してスピンを掛けて行くような打ち方に適している
となります。
打つ人によって、形状の善し悪しが決まりますので、実際に構えてみたり打ってみて決める事が大切です。
第一歩です！ 重要ですよ！
其の②、次は、総重量を決めましょう！
ヘッドの形状が決まったら、次はクラブの総重量を何グラム位にするか？ を決めます。
目安は、現在使用中のアイアンのピッチングウエッジ総重量を確認し、それよりも重いクラブに仕上られるように設定して行きます。
この時、重さを調整するのはシャフト重量を変更する事で差を出していきます。
例えば、ピッチングウエッジの総重量が450グラム前後であるならば次の番手としてセッテイングするアプローチウエッジはそれ以上の重量に仕上がるようにします。
その際、選ぶシャフトはそれよりも少し重目でウエッジ専用設計シャフトを選択する事がおススメです。
ウエッジ専用設計シャフトというモノはショートゲームやアプローチ専用に開発されたシャフトで、スピン性能の向上やアプローチでの操作性を研究・追求したとても扱いやすいシャフトです。
アイアンと同様のシャフトでヘッドの重量差(短い番手程ヘッドが重い)だけで合わせる方法も有りますが、短く持ったり、ハーフ、クウォーターと打ち分けるウエッジはシャフトでより重量差を出す事が失敗しないためのポイントです！
カタログにあるシャフト重量スペックと特性説明は要チェックです。
其の③、長さ・ライ角・ロフトを決めましょう！
次は、細かなスペックを決めて行きます。
先ずは、ロフトを決めましょう！
最近ではウエッジのロフトはアイアンのストロングロフト化で皆さん悩まれる所でしょう！
因に、アイアン1番手間のロフトピッチは『4度』が基本ですので、現在使用中のアイアンのピッチングウエッジを基準に考えて行きます。
そして、実際にコースで打ちたい距離を想定しながらロフトを決めます。
例えば、80ヤード・100ヤードを何度なら楽に打てるか？ なんて考えながらピッチングの次にくるクラブから選んでいきます。
次にライ角ですが、これも、ピッチングが基準でそれと同様か0.5度アップライトにします。
アプローチウエッジとサンドウエッジのライ角は同じでよいでしょう。
因に、63.5〜64度が一般的な角度です！ 詳しくは工房までお尋ね下さいませ。
そして最後に長さです。
これも流れを組んで設定しますが、一般的にはピッチングとアプローチは同等の長さか、0.25インチ短くしサンドはそれらより0.25〜0.5インチ短くします。ただし、長さはバランスにも影響しますので慎重に決めていきましょう。
要は、『アイアンの流れを崩さない』が全てのポイントです！
其の④、オリジナルで刻印も入れてしまおう！
プロのウエッジによく見られるような、自分の名前のイニシャルやリアルロフトを刻印して世界に一つの“マイウエッジ”を作りましょう！
簡単なところでは、プロが入れているようなアルファベットや数字が入ったハンコをカナヅチを使って打ち込むタイプがあります。
これは、深く刻印するような出来栄えは期待出来ませんが、プロのようなカスタム感はかなり出ます。
本格的に仕上げるには、当店で扱っているメッキ加工する前にシッカリと刻印をして作るタイプが有ります。
これはヘッドやソールを削る作業工程と一緒に、機械でシッカリ刻印して行きます。
メーカーロゴ等と同じ加工をしますので、出来栄えは最高です。
その後、マニキュア等で『墨入れ』をしカラフルな自分だけのワンandオンリーなウエッジの完成です！
僕は、自分の好きなアルファベットを並べたり、星☆を入れたりして使用しております。
御客様の中には、『結婚の記念品』や『コンペの優勝記念品』等にプレゼントとして刻印入りオリジナルウエッジをオーダーされる方も多いですね。
使ったり、貰ったりするとかなりテンション上がりますよ！ おススメです。
其の⑤、今回のまとめ
如何でしたか？ 今回は、オーダーウエッジについてお話しさせて戴きました。
今回ご紹介したように、当店ではフルオーダーセミオーダーの2パターンで御客様に最も合うウエッジをご提案しております。
何故、僕がウエッジに拘るか？ というと、ズバリ！ 一番スコアに直結するクラブだからです！
ベストマッチしたクラブは結果が出やすくその他のクラブ(特にパター)にも好影響を及ぼすからでもあります。
よく、『ウエッジ、パターは自分の手のように扱えるまで使え！』なんて云われますが、正しくその通りです。
自分に一番合うクラブをトコトン使えば使う程結果に繋がりますので、新たにオーダーを考えるのは勿論おススメですが、今現在お使いのウエッジをカスタマイズされる事でも効果は絶大ですので、是非一度お使いのウエッジに拘ってみられては如何でしょうか？
今回も最後まで読んで戴きまして有り難う御座いました。
〜最高の1打とその次のステップの為に〜
また次回まで。。。
押忍・感謝
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