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ゴルフクラブ

GREEN MAN

絶好調の石川遼は、シャフトを1年で30グラム軽くしていた!

腰痛で約半年も試合から遠ざかった石川遼は
「RIZAP KBCオーガスタ」で復活優勝を飾ると、
翌週の「フジサンケイクラシック」でも2位、
さらに次の「ANAオープン」でも優勝争いを
展開するなど、一気に絶好調モードに。

そのウラには、シャフトの重量変更という
意外な事実があった!

今年の2月までドライバーのシャフトは90グラム超!

米国ツアーを腰痛により
欠場するようになった今年2月。

実は、その頃に石川遼が使っていた
ドライバーのシャフトは90グラム台の
「ツアーAD DI」。
この重さは、パワーヒッターが
揃う米ツアーでも超異例のヘビー級シャフトである。

今、世界のトップ選手である
ジェイソン・デイでも70g台、
あのダスティン・ジョンソンでも60gの
シャフトを使う時代に、
圧倒的に重いシャフトを使っていたのだ。

激オモのシャフトが腰痛の原因だった。

石川遼が、ドライバーの
シャフトを90グラム台にしたのは、
昨年9月の試合から。
その翌週にはドライバーの重さに
合わせてアイアンも重くしていたが、
実は一部では、その激オモのシャフトが、
腰痛の原因になったのではないかとも
言われている。

つまり、重いシャフトを無理に
振っていたために、腰に負担が
かかりすぎていたという説があるのだ。

復帰戦で20グラムも軽量化し、翌月にはさらに10グラム軽めに。

約5ヶ月ぶりのトーナメント復帰となった
7月の「日本プロゴルフ選手権」。
実は、この試合から石川遼は、
同じ「ツアーAD DI」でもシャフト重量は、
90グラムから70グラムに変更。
男子プロとしては標準的な
重さのシャフトに戻していた。

さらに翌月、復活優勝を飾った
「RIZAP KBCオーガスタ」では、さらに10グラム
軽くして60グラムのシャフトに変更していたのだ。
しかもシャフト自体も「ツアーAD TP6」にチェンジ。

そんな60グラム台のシャフトを
使うようになり、絶好調の石川遼。

この軽いシャフトが新しい”相棒”と
なったようだ。