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ゴルフクラブ

GREEN MAN

女子メジャーの1、2フィニッシュに貢献した”保管庫”パターって何!?

今年の日本女子ツアーで
最高難度の
コースセッティングと言われた
9月の「日本女子プロゴルフ選手権」。

そのビッグマッチを制した鈴木愛、
さらに2位の大山志保の活躍には
共通する新パターが貢献していた。

鈴木愛はパターを変えた1カ月で、絶好調モードに!

2度目のメジャー制覇を
飾った鈴木愛が
使用していたパターはピンの新作、
「ピン ヴォルトアンサー2」。

実はこれは8月上旬に発表された
ばかりのモデルであり、鈴木愛が
試合で使いはじめたのも8月上旬から。

鈴木愛本人は「1カ月前に見た目のきれいさと、
打感の良さが気に入ってスイッチしました。使いはじめて
からトップ10、優勝争いにも入れるようになり、
自分にぴったりだったと思います。」

その言葉はしっかり成績として残っており、
8月1週の「meijiカップ」で3位に入ると、
8月4週の「ニトリレディス」で4位タイ、
9月1週の「ゴルフ5レディス」で6位タイ、
そして、9月2週の「日本女子プロ」で優勝。

まさに、この新パターを使い始めてから絶好調になったのだ。

大山志保は、このパターでスランプ脱出か!?

リオ五輪に出場以降、
疲れもあり調子を落としていた大山志保が、
この「ヴォルトパター」を使いはじめたのは、
9月1週目の「ゴルフ5レディス」から。

その試合の最終日にはリオ五輪以降、
はじめての60台をマークするなど、
やや復調した気配もあり順位も12位タイ。

そして、今週の「日本女子プロ選手権」で
1打差の2位と優勝まであと一歩に迫ったのだ。

大山志保はこのパターについて、
「1週間前に変えたのは、打ったときの
音がすごくよかったからです。しかも、
直進性が高いので、ショートパットで
すごく安定感が増しました」と語る。


ヴォルトの名称はピンの米国本社にあるパター保管庫の名前。

新作パターの名称である「ヴォルト」は、
アリゾナのピンゴルフの本社にある
保管庫(英語てヴォルト)に由来したものである。

ピンは、これまで試合でピンパターを
使用して優勝した選手のために、
その愛用パターを黄金で2本、製作していた。

そのうち1本は選手に、そしてもう1本を
この保管庫に保存していたのだ。

その歴史を重ね、保管庫には2800本以上の
ゴールドパターが保存されている。

今回の新作「ヴォルトパター」は、
そんなピンの伝統にふさわしい
新ブランドとして発表したものなのだ。

それにふさわしく
最高級の素材を使い、削り出し製法で
作られた今回の新作パター。

今後、大ヒットの予感がする注目パターだ。