ゴルフクラブ
GREEN MAN
復活!笠りつ子の優勝のウラに元エースパターあり!
今年、3年振りのツアー優勝を果たし、
賞金ランキングでも2位につけるなど、
完全復活を果たした笠りつ子。
そんな彼女の愛用クラブを見てみると、
パターだけが契約外のメーカーだった。
13本の本間ゴルフと1本のピン!
8月2週の「NEC軽井沢72」で
3年振りの
復活優勝を飾ると、
その2週間後の
「ニトリレディス」でも優勝し、
9月現在で賞金ランキング2位に
つけている笠りつ子。
過去2年は優勝もなく、
苦しい時期もあったが、
今年は完全復活を遂げたと言えるだろう。
そんな笠りつ子のクラブは、契約する
本間ゴルフのクラブが13本を占めているが、
パターだけはピンを愛用している。
シーズン中に、2010年発売の元エースパターに変えて復活優勝!
昨年のツアーでは、
テーラーメイドの
「ゴーストスパイダーSi74」という
大型マレットパターを使っていた。
しかし、今年の開幕戦では、ピンの
「スコッツデール シェイ」に変更。
さらに、シーズン中には2010年発売のピン
「スコッツデール ハーフパイプ」に
変えていたのだ。
実は、このパターはプロ入り後の
2011、2012年シーズンに
エースパターとして愛用していたモデル。
その元エースパターが
今年の完全復活につながったのだ。
ジュニア時代は6番アイアンとパターだけのラウンドから!
2007年からツアーに本格参戦し
2011年にツアー初優勝を飾ると、
すぐに女子ゴルフ界を代表する
トップ選手に成長した。
そんな彼女はジュニア時代は坂田塾で、
腕を磨いた選手でもあった。
この坂田塾は最初のラウンドは
パターと6番アイアンだけ。
さらに、その後はウェッジを
使えるようになり、
ハーフで45を切るようになってから
初めてハーフセットで
ラウンドできるという教えがある。
その頃から、パターへの思いは強かったようだ。
平均パット数は34位から9位に!
パターを変えた効果は
テキメンだった。
ここ数年の笠りつ子の平均パット数を
調べてみると、
2013年が34位、2014年が25位
2015年が34位と
決して上位には来ていない。
しかし、今年は平均パット数が
9位とトップ10に
入ってきているのだ(2016年9月7日時点)
元エースパターの効果は数字的には、
想像以上の好成績につながっていたのだ。