ゴルフクラブ
Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ
コスパ最高ボール「ホンマ D1」試打レビュー!!
3月に入り、いよいよゴルフシーズン突入ですね!
久しぶりのラウンドに向け、わくわく、ソワソワとしてくる人も多いと思います。
また、3月、4月は、出会いと別れが多くある時期ですが、ゴルフに興味がある人を引っ張り込むのも春が一番多いのではないでしょうか?
先日、ブリヂストンのニューボールである「ツアーB X/XS」をフライトスコープX3で計測してきたのですが、実はそのタイミングでコスパ最高のボールとして名高い「ホンマ D1」も計測しました。
そこで今回は、「安くて飛ぶ」ボールの代表格である「ホンマ D1」と、2020年に新発売となった「ブリヂストン ツアー B X」の比較レビューを行いたいと思います!
目次
「ホンマ D1」と「ブリヂストン ツアー B X」の比較方法
1.計測器:フライトスコープX3
2.比較ボール:ホンマ D1(以下「D1」)、ブリヂストン ツアー B X(2020、以下「X」)
3.比較クラブ:サンドウェッジ(58度)、7番アイアン(34度)、ドライバー(M6)
4.比較方法:各3球のデータ平均
5.比較順序:D1→X
5.ヘッドスピード目安:ドライバーで48メートル/秒程度
今回の比較でも、同じようなスイングで振れるように、極端に強く振ったり、上から打ち込んだりせず、ゆっくり大きなスイングを心掛けて試打しました!
「ホンマ D1」VS「ブリヂストン ツアー B X」 サンドウェッジ編
■試打インプレッション
「D1」の打感はやはり、硬かったです。ピナクルのように石ころレベルの硬さとは言いませんが、やはり「カツン」という手ごたえが残ります。
ただ、「X」の打感も硬めなので、それぞれ芯を外せばそんなに大きな差にはならないかなという感じです。
■データ比較
ヘッドスピードが2メートル/秒程度変わってしまったので、飛距離に違いが出てしまいました……。
ただ、ヘッドスピードの違いを加味しても、「D1」のほうが「X」より10ヤード程度飛ばない計算になります。
「D1」のほうが「X」より1ボール初速が落ちるウェッジで、打ち出し角が10度も違ったため、その差が飛距離に大きく影響してそうです。
また、「D1」はバックスピン量が1000回転ほど減っています。
一方でボールの最高点にはそれほど違いが表れていません。
弾道のイメージとしては、「D1」がポーンと上がり、グリーン落ちてからも少し転がる球です。
「X」は低い打ち出しからスピンでめくり上がり、グリーンではスピンバックするような球になると思います。
ウェッジでの飛距離の差は気にするほどではないと思いますが、弾道とバックスピン量がウェッジショットに影響しますから、グリーン周りのイメージに合う合わないが出てきそうですね。
ただし、落下点を見てみると、「D1」は驚くほど、同じような位置に落ちています。
スピン量が少ないため、ヘッドスピードの速度とフェースの向きが揃えば、多少打点がアバウトでも同じようなポイントに落ちてくれそうです。
「D1」→ピン手前からワンクッション入れたい人、打点がバラつく人
「X」→スピンコントロールしたい人、打点が安定している人
にオススメできそうです。
「ホンマ D1」VS「ブリヂストン ツアー B X」 7番アイアン編
■試打インプレッション
サンドウェッジでの比較時と比べて、それほど大きな差を感じませんでした。
ある程度スイングスピードが速くなってくると、打感の差がなくなってくるのは、「コア」の部分からのフィードバックに大きな差がなくなるためだと思います。
若干の硬さはありますが、「飛び」系のボールということを考えると、その中では軟らかいほうかもしれません。
■データ比較
サンドウェッジ同様、ヘッドスピードに差が出てしまったので、飛距離も若干差が出てしまいましたが、スマッシュファクターでの差はほとんどありませんので、ヘッドスピードとスピン量の違いが影響(スイング影響)しているだけですね。
ボールだけで言えば、バックスピン量や打ち出し角に大きな違いがありませんでしたので、明確な差は出にくいかもしれません。
「ホンマ D1」VS「ブリヂストン ツアー B X」 ドライバー編
■試打インプレッション
ドライバーでの打感は、それほど大きな違いを感じませんでした。もっと硬いかな? と思っていたのですが、全然問題ありません(私が鈍感なだけ……?)。
硬いボールが好きな人は、何の違和感もなく使えると思います。
■データ比較
飛距離の差は、ヘッドスピードの差によるものなので、ボールの飛距離性能としては、「D1」と「X」は同等と言ってもいいと思います。
スマッシュファクターにも大きな違いがありませんので、振った分、きちんと飛距離に跳ね返ってくれますね。
ただ、ウェッジと同様に打ち出し角は少し高くなるので、その点はイメージに合う、合わないが出てくるかもしれません。
また、着弾点に関しては、ウェッジ同様、「D1」は本当にバラけません。
「ホンマ D1」VS「ブリヂストン ツアー B X」 まとめ
「D1」は飛び系のボールですが、全体的に「X」のほうが、飛距離やスピン量に関していいデータが出ました。
ただ、「D1」は方向性や距離感が抜群で、実際のラウンドでは「D1」のほうがいいスコアで回れるかもしれません……。
また、価格も1000円ちょっとの「D1」が、5000円を超える価格の「X」に食らいつく内容であることを考えると、いかに「D1」がコスパに優れたボールであるかが良く分かります。
競技ゴルファー以外は、「D1」で十分だというのが素直な感想です!!
ホンマ恐るべし!!!
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