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高ミート率を実現!ホンマから「T//WORLD XP-1」が誕生!
(株)本間ゴルフ(以下、ホンマ)は、7月23日、都内にて「T//WORLD(ツアーワールド)XP-1」シリーズを発表しました。※「XP」は「Extra Performance」の意
シャフトの製造を他社に委託するクラブメーカーも少なくない中、ホンマは、ヘッドとシャフトの一体設計にこだわったクラブ作りをしているメーカーです。
今回、そのメリットを最大限に活かし、ヘッドとシャフトの両側面からの製品開発により“高ミート率クラブ”XP-1を誕生させたとのこと。
一体どんなクラブなのでしょうか?
高ミート率の秘密『短尺化』『高トルク化』『超軽量化』『高性能ヘッド』
同社によると、『短尺化』『高トルク化』『超軽量化』『高性能ヘッド』の4つの要素により高ミート率を実現したといいます。
短尺化は、シャフト長を短くしたということ。シャフトが短いほうがミートしやすいのことは自明の理ですよね。
ここ数年のドライバーは、長尺化によってヘッドスピードを上げるという考えから、シャフトが長くなっていますが、長尺は芯に当てるのが難しいという声も少なくありませんでした。
XP-1ドライバーでは、最近のドライバーの中では短めとなる42.25インチの設定となっています。
高トルク化とは、シャフトがねじれる度合いが大きいということです。
よくトルクを「クルマのハンドルのあそび」にたとえることがありますが、その分スイングのブレを吸収し、毎回同じタイミングで振りやすくなります。
しかも今回のシャフトは、高強度・高弾性率炭素繊維トレカ®T1100Gを全長に、先端部に制振材を採用することで、高トルクシャフトにありがちな頼りなさを解消、振動数を高めに設定し、しっかりした振り心地を実現しています。
超軽量化は、シャフト重量を42.5グラムにしたことです。軽くてもしっかりした振り心地になっていることは、前述したとおりです。
そして高性能ヘッド。
ソールのWスリットにより、ミスヒット時の初速の落ち込みを防ぎ、フェース全エリアで初速アップ、高打ち出し低スピンを実現。
クラウンには、同社のフラグシップモデル「TW747」にも採用されているリブ付き軽量カーボンクラウン 「ET-40」をXP-1用にアレンジ。低重心化による打ち出し角アップとクラウンのたわみでボールにパワーがより伝わりやすくなっています。
これらの4つの要素をヘッドとシャフトの両側から設計し、ミート率アップを実現しています。
フルラインアップで登場!
フェアウェイウッドもカーボンクラウン(3Wのみ)や、44グラムのフリーウェイト、Wスリットなどにより、深・低重心を実現、高初速、高打ち出し、低スピン弾道を可能にしました。
ユーティリティは、Wウェイトや65グラムのフリーウェイトなどにより、高弾道を実現。やや大きめのフェースプログレッション(リーディングエッジが前に出ている)により、球を拾いやすいことも、高弾道に寄与しています。
アイアンは、高強度鋼300フェースで初速アップ、中空構造に20グラムのタングステンウェイトを内部に配置することで、深・低重心化、高MOI(慣性モーメント)化することで、許容性がアップしています。
さらに、日本シャフトとの共同開発で、同社の超軽量スチール「Zelos(ゼロス)」シリーズを初めてメーカーオリジナル設計で採用した「N.S.PRO ZELOS FOR T//WORLD」をラインアップ。お好みでスチールかカーボンか選ぶことが可能です。
価格は、ドライバーが7万5000円+税、フェアウェイウッドが4万円+税、ユーティリティが3万2000円+税、アイアンが、12万円+税(カーボンシャフト、#6~#10の5本セット、2万4000円+税/本)、10万円+税(スチールシャフト、#6~#10の5本セット、2万円+税/本)となっています。
ドライバー
フェアウェイウッド
ユーティリティ
アイアン
レディース用もあります!
さらに、XP-1にはレディース用もご用意。
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのウッド系のクラウンは、爽快感を与えられる白に設定。
アイアンも含め、“高ミート率”という基本思想はそのまま、レディース専用設計となっています。
価格は、ドライバーが7万円+税、フェアウェイウッドが3万5000円+税、ユーティリティが3万円+税、アイアンが、12万円+税(カーボンシャフト、#7~#10、SWの5本セット、2万4000円+税/本)となっています。