ゴルフクラブ
おっ3
鉛の効果を再考!~Part 1~
トルクレンチを使って『カチカチッ』とロフト角やフェースアングルを調整する最近のクラブ。
『おっ3』はフェースが上を向いたり、左を向いて見えるのが苦手です。
しかし、大型ヘッドのドライバーはフェースターンでボールをつかまえるのは難しいのです。そこで、登場するのが鉛です。
フェースアングルやロフトを変えることなく、チューンアップできる鉛の効果を再考してみませんか?
貼る位置に注意!
『つかまりが悪い!』
そう感じる方は、写真のグレーの部分に鉛を貼ってみてください。
この位置に貼った後、シャフトをテーブルの上に乗せてフェースの向きを確認してみましょう。
貼る前よりも明らかにフェースが上を向くはずです。
ということは、フックフェースにすることなくフェースが左を向きやすい状態を作ることができたとも言えます。
『フックフェースは嫌いだけどボールのつかまりを向上させたい』
そんな方におススメです。
無理にフェースを返すことでミスショットをする方も、試してみる価値があると思います。
ここに貼ると、フェースターンを抑えて振ってもボールがつかまりやすくなるので、効果に期待が持てます。
重心を深くする!
『おっ3』愛用のスプーンです。
重心深度を深くすることを目的に、ここに貼っています。
一般には、重心深度を深くすると、ボールが上がりやすくなりスピン量が増えると言われています。
『おっ3』が、スプーンのこの位置に鉛を貼る意味はそこにあります。
距離よりも正確性が求められるティーショットや、フェアウェイから高い弾道でアプローチしたい場合にスプーンを使います。
そのため、『おっ3』がスプーンに求めるものは、弾道の高さとランの少なさなのです。
鉛を貼らずに打ってみて、高さやスピン量の不足を感じた場合にはこの位置をお試しください。
打ち出し角を上げたい時!
『もっと打ち出し角度を上げたい!』
と感じたら、写真のようにクラブの底面に貼ってみましょう。
これによって、重心が下がります。
そのため、インパクトの瞬間にボールとクラブが接触するポイントが重心位置よりも高くなります。
すると、ロフト角が増すような縦のギア効果が働きます。
その結果、打ち出し角の高いスピン量の少ないボールとなります。
今回は、ウッド系のクラブヘッドに鉛を貼った場合の効果をまとめてみました。
次回は、ヘッド以外に貼ると期待できる効果についてまとめます。