初心者
Nick Jagger
バンカーショットを打つ前にしておかなければいけないこと
グリーンを狙ったショットがわずかにショートして、バンカーに入ってしまうことはよくあることです。
そんな時は、たいていの人がバッグからサンドウェッジ1本を取り出し、バンカー内に入り、アドレスを取ります。
しかし、その前に確認しなければならないことがあるのです。
バンカーに入る前に距離とグリーンの傾斜を確認
バンカーでは状況判断が重要です。
打ち方がよくても、正確に状況判断できなかったために、結果が伴わないことがよくあります。
アドレスに入る前には、どのようなことに注意しなければならないのでしょう。
まず、バンカーに入っていく前に周囲の状況をつかみます。
ボールからピンまでの距離、そしてグリーンの傾斜を確認します。
バンカーに入るマナーも覚えておきましょう
自分のボールがあるバンカーには、必ず土手の低い場所から入ります。
例え距離が近くても、グリーンに近い側の土手は高いことが多く、土を崩したり、コースを痛める恐れもありますので、後方から入ります。
そのときに、必ずバンカーレーキ(砂ならし)を持って入るのがマナーです。
打った後に、砂をならしながら出ることができますので、プレー時間の短縮につながります。
基本的に、バンカー内でクラブをソールするとペナルティーが課せられますが、ウェッジ類を2~3本持ち込んで、使用しないと決めたクラブを置いておくだけなら罰打は付きません。
バンカーに入ったら、ライ、土手の高さ、砂質もチェック
さて、次にバンカーに入ったら、ボールのライをチェックしましょう。
平らなライにあるのか、傾斜地にあるのか、沈んで目玉の状態になっているのかなど、ライによって打ち方も変わってきますので、しっかり見極めましょう。
続いて、前方の土手の高さを見て、クラブ選択とクラブフェースの開き具合をイメージします。
以上の情報を仕入れて、アドレスに入りますが、手やクラブで砂に触れられませんから、足場を固めながら、軟らかいのか、硬いのか、砂質を最後に確認します。
このように情報収集をしてから、初めてバンカーショットに臨むのです。