初心者
もーりー
奥のピンまで157ヤードの打ち下ろしのパー3、手前には広い花道。どう攻める?
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
今回もスコア100切りに役立つマネジメントについてです。
題材はこの前のラウンドで私が実際に経験したショートホール(パー3)。
参考にするかしないかは……「あなた次第です! (^^)d 」
向かい風が気になります!
今回の題材はやや打ち下ろしのショートホール。
手前のエッジから17ヤード入った、奥めにあるピンまでは157ヤード。
グリーン手前には花道が広がり、各所に配置されたバンカーはさほど気になりません。
むしろ気になるのはけっこう強めの向かい風。
打ち下ろしを考慮しても、1番手は大きめの番手を選択する必要がありそうです。
大きめの番手を選択するのも……ということで私が選択したのは6番アイアン。
キャリーで155~160ヤードは出ますが、打ち下ろしと向かい風で相殺されて150ヤードくらいしか飛ばないだろうという計算です。
実はこの日のラウンドはこの6番アイアンが絶好調!
ここでも自信を持ってティーショットで6番を振り抜きました。
ボールはややトップめに入った分飛距離が伸びてしまい、ピンの右サイド(160ヤード地点)に着弾。
それでも問題ないかと思っていたら、着弾後のボールはそのままトロトロと転がり、グリーン奥のカラーでやっと止まりました。
初めてに近いコースだったのでよくわかっていませんでしたが、グリーンの奥は下り傾斜になっていたんですね。
悪くないショットだっただけにガッカリです。
“手前に花道が広がっている”意図を理解していれば……
ここは7番アイアンで確実にグリーン手前を狙うのが正解でした。
初めてに近いコースだったんだから仕方がないとも言えますが、後で振り返るとコースレイアウトにしっかりコース設計者からのメッセージがありました。
それはグリーン手前に花道が広がっていること。
よく見るとバンカーはかなり両サイドの離れたところにあり、花道をかなり広くとってあります。
これこそが最大のメッセージ。
「ピンの奥は絶対にダメ! その代わりかなりショートさせても花道からパターが使えるくらいにやさしい設定にしているから、ピンより手前を狙いなさい!」
ということです。
コースレイアウトには必ず“メッセージ”が隠されている!
コース設計者からの罠にまんまとはまって6番アイアンを握ってしまった私は、ティーショットがそこそこナイスショットだったにも関わらず、結局このホールをカラーから3パットのボギーとしてしまいました。
今回は向かい風の影響もありましたが、風がなく打ち下ろしの計算だけだと私の場合は8番アイアン(キャリー140ヤードのクラブ)で絶対にグリーン奥に行かせないマネジメントが正解なのかもしれません。
このショートホールに限らず、どんなコースでも各ホールのコースレイアウトには造り手(設計者やゴルフ場)からの“メッセージ”が隠されているはずです。
それを上手く読み取れるようにするのも大切なマネジメントですし、スコアを安定させるために必要なことだと私は思うのですが、いかがでしょうか。
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!