初心者
PAR RUSH 01
初心者は何から始める?どう教えるか?~初心者のゴルフへの道〈第3回〉
初心者がゴルフを学ぶ、教えていく過程をお伝えするこのシリーズも第3回です。
前回は、インドアの練習場で、スイング作りを始めました。小さなスイングから始めて、一応フルスイングの形は教えてみました。
まだまだ、スイングが一定はしませんが、チェックするポイントを頭に入れてもらいながら、レッスンを進めていきます。
今回は、インドアの練習場から、距離の短い屋外の練習場でのレッスンとなりました。
早速、その模様をお伝えします。
目次
前回の復習でポイントを確認して、アイアンで低いティーアップでのショット練習!
まず、前回のことを覚えているかどうかを確認するために、思い通りに打たせてみました。
予想通り、上手く当たりません!
そこで、前回の復習として、チェックポイントを確認しました。
★「パーフェクトグリップ」で覚えたグリップができているか?
★ボールの位置、ボールと体との距離は正しいか?
★クラブヘッドが面に沿って動く意識を持つ
★バックスイングでは、右膝の内側に体重が乗るように十分に捻る
★ダウンスイングでは、腰から始動する
★フォロースイングでは、左足に体重が乗ってフィニッシュをきちんと取る
チェックポイントの確認が終わったところで、まずは低いティーアップで、7番アイアンを打たせました。
やはり、チェックポイントを確認すると、ミスはありますが当たってきました。
しばらく、ティーアップのアイアンを練習しました。
いよいよ、初めてドライバーでのショット練習を開始です!
7番アイアンでのショット練習ができたところで、ドライバーショットの練習開始です。
アイアンとの長さの違いに戸惑いながら、振っていました。
★ドライバーのボール位置を教えて、アイアンとドライバーショットの、ボール位置によるボールのとらえ方の違いを説明しました。
「アイアンと同じように振ってみなさい」というと、球には当たりましたが、ボールは右へ飛んで行きました。
スライスしているというよりも、ヘッドが戻り切っていないためにボールが右へ行っていました。
★ここで、アドレスで右肩が出ていることが気になっていたので、前に出ないように注意しました。
少しだけ、右肩を下げて構えるように。
たまにちゃんと当たって、ほぼ真っすぐに飛んで行くこともありました。
しかし、注意しないとクラブヘッドの面が、フラットになり過ぎます。
★油断すると、当てにいくスイングになることや、フォローで右肩が突っ込んでいくことがありました。
これらを、一つ一つ解決しながら、時にはチェックポイントに戻りながら、練習を続けました。
振り返って、今日の注意点をまとめてみました!
今回確認したチェックポイントを書き出してみなさいと言いました。
★印の項目が確認したポイントですが、上記以外に必要なこととして、体を十分に捻ってバックスイングしたら、フィニッシュまで振り抜くこと、球はその途中にあり、面を外れなければ、ちゃんと球に当たるんだ! ということです。
まだスイングを始めたばかりですから、球は真っすぐに飛ばないことが大半です!
始めたばかりの今の段階で、重要なことは、フィニッシュまでしっかり振り抜くことだ、と説明しました。
次回は、早過ぎますが練習ラウンドを行います!
この時期に練習ラウンドを行うことは、決して推奨されることではありませんが、11月の大型コンペに参加するためには、どうしても事前のラウンドの経験は必須と考え、敢えて練習ラウンドに参加させることにしました。
ラウンドの心構えは、ラウンドの心得を記述した「ゴルフ塾」を読ませることで、事前学習を推奨しました!
次回は、ラウンドレッスンの模様をお伝えします。
さて、どんな結果が出ることやら!
お楽しみに!