初心者
もーりー
コンペに参加する前に押さえておきたいルール【その1】
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
いつもはプライベートのセルフプレーや一人予約でのラウンドが中心な私。
久しぶりにコンペに参加したら、ついついいつものプライベートラウンドなら許される曖昧な処置を行い、同伴者の皆さんにお叱りをいただいた次第です。
日頃からルールをおざなりにしてはいけないなと、改めて痛感させられました。
『OKパット』の距離のボールを思わず拾い上げてしまう
まず最初はグリーン上での処置。
この日は高麗グリーンでのラウンドでして、情けないかな、60センチくらいの“お先にパット”を外してしまいました。
プライベートならここで『OK』の声をいただき、パットを省略させてもらうことがほとんど。
このホールでショットが噛み合わないうえに3パットを喫していた私は、頭に血が上っていたこともあり、いつもの感覚で思わずボールを拾い上げてしまいました。
普通のコンペには『OKパット』なんてありません。
マークをしていないボールを拾い上げたということになり、1打のペナルティーが加算されました。
いかに日頃のプレーが怠慢になっていたかということですよね。
指摘いただいた同伴者の方に感謝すると同時に、悪気がないとはいえ、こんな基本的なルール違反をしてしまった自分が恥ずかしいです。
あとグリーン上ではボールを拾い上げることが許されていますが、拾い上げる前にマーキング(元の位置に戻せるようにマーカーを置いて目印にする)しなければなりません。
ボールを先に拾い上げてからマーカーを置くと、これも私のときと同様に1打のペナルティーとなります。
以外と無意識に行ってしまいがちなミスですから注意しましょう。
暫定球を打つときは同伴者に聞こえるように申告しましょう!
セカンドショットでグリーンを狙ったら、思わず力が入ってしまい、ボールは左サイドのOBゾーンに入ったか微妙な状況。
こんなときは時間短縮のために、ボールを探しに行く前に暫定球を打つことになります。
しかしここでも注意が必要です。
暫定球の場合は、打つ前に同伴者に「暫定球を打ちます」という申告をしておくことが必要です(キャディーさんや同伴者ではなく本人の申告が必要です)。
もし申告をせずにボールを打つと、その時点でインプレーとなってしまいます。
つまり、前打はOBとみなして打ち直しをしたことになるのです。
こうなると仮にボールを探しに行って、最初のボールがOBゾーンに入っていなかったとしても、このボールでのプレーの続行は不可能。
打ち直したボールでのプレーを続けなければなりません。
このようなことにならないよう、例えセルフプレーであっても、日頃から申告を省略しないようにしましょう。
処置を行うときは同伴者に事前申告をしておこう
ゴルフはプレーヤー本人、または同伴者が審判であり、プレー中は専門の審判がいません。
プレー中にはさまざまな暫定処置を行う場面がありますが、実際に処置を行う前に日頃から同伴者に申告するクセをつけておきましょう。
また自分自身が審判なわけですから、日頃から基本ルールは覚えておくようにしましょう。
あとコンペに参加して処置に迷う場面があれば、ルールに詳しい同伴者やキャディーさんに確認をしてから処置を行うようにしましょう。
事後申告はペナルティーの元ですよ!
(その2に続く)