初心者
もーりー
練習の時から『正確な距離の把握』ができていますか?
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
ゴルフはどれだけ少ない打数でカップインさせるかを競うスポーツ。
飛距離が出せるに越したことはありませんが、それよりも大事になってくるのは、狙った位置までボールを正確に運ぶ距離感です。
練習のときから“なんとなく”打っているようでは、いつまでたっても距離感は身に付かないかもしれませんよ。
古閑美保さんのアドバイス
少し前にプロゴルファーの古閑美保さんが出演する番組が放送されていました。
内容はというと、スコアアップを目指す小学生ゴルファーの女の子に古閑さんが特別コーチとして熱血指導をする、というもの。
私が視聴したのは、アプローチを指導する場面でした。
そこで古閑さんが最初に口にしたのは、技術的なことではなく『距離感』についてでした。
女の子は練習グリーンから少し離れた場所になんとなくボールを置いて、カップに向かってひたすらボールを打っていたのです。
古閑さんが語気を強めて「そこからカップまで何ヤードある?」と尋ねると、女の子は自信なさげに距離を答えていましたが、実際に歩測してみると5ヤード以上の差があったと記憶しています。
実は古閑さんは、その女の子は小学生としてはよく頑張っていると思っていたようです。
しかしあえて厳しい言葉を投げかけたのは、練習から距離感を常に意識しないと、スコアアップはできないから。
女の子がいない時に、古閑美保さんはこうスタッフに説明していました。
練習の時から常に『距離感』を意識しよう
あなたがもし少しでもスコアを良くしたいと願っているなら、練習の時から常に距離感を意識するべきです。
練習打席では番手ごとの飛距離(キャリー)がしっかり出せているかを常に確認できていますか?
ほとんどの練習場にはヤード表示の看板が各所に設置されているはずです。
ピッチングウェッジ(PW)のキャリーが100ヤードなら、PWのフルショットや9番アイアンのコントロールショットでしっかり100ヤードの表示付近にキャリーさせられているか、という具合に距離感を常に意識しましょう。
また、アプローチ場で練習できるのであれば、しっかり歩測をすることをオススメします。
カップからグリーンエッジまで10ヤードでエッジからボールまで5ヤードで合わせて15ヤード、というようにしっかり距離を把握します。
そしてランニングアプローチにするのかピッチ&ランで攻めるのかを決めて、使用するクラブを選んでいくといいでしょう。
練習から意識していれば、ラウンドでもしっかり距離感が出していけるようになるはずです。
練習ボールやヤード表示は事前にチェックを!
最後に練習場で距離感を出していく際に注意してほしいことが2つほどあります。
1つめは練習場のボールです。
練習場によっては「コースボール(本球)使用」をうたった施設もありますが、一般的に練習場のボールは、ラウンドで使う本球より飛ばないと言われています。
キャリーで10ヤードくらいは飛ばないと考えておきましょう。
2つめはヤード表示。
看板を信じて打っていたら、実際の距離通りに設置されていない場合もあります。
ちなみに私が以前に利用していた練習場は、110ヤード地点に100ヤードの表示が設置されていましたよ。
これは、練習場用のボールが飛ばないことを計算に入れて、あらかじめ「本球で打ったらこのくらいの距離」という数字の看板が立てられているからなんです。
どうしても表示どおりの距離感が出ない場合は、練習場のスタッフに確認してみましょうね!
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!