初心者
レッスンプロ・クラフトマン 河野
100がもう少しで切れそうな方にアドバイスです。
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、もう少しで100が切れそうという方にアドバイスさせていただきます。
ギャンブルか安全策か?
いつも「105」とか「103」とか、もう少しで100が切れそうな方にアドバイスさせていただきます。
例えば、バンカー越えを狙い失敗してバンカーに入れてしまった。
この時に、バンカー越えを狙うか狙わないか一瞬迷ったと思います。
こんな風に、1ラウンドの間にギャンブルをするか、安全策か何回か迷って決断していると思います。
そして、迷って挑戦の選択をして、高確率で失敗をしているのではないでしょうか?
ここで第一の提言です。
「迷ったら安全策」これを確実に実行してください。
「逃げてばかりでは格好が悪い」
それは、あなたの見栄です。同伴競技者は、目の前にある難題をあなたがクリアーできない事はわかっています。
練習場で打った事もないショットを本番でいきなり成功するはずはありません。
普通の大人なら判断できます。しかし、ゴルフ場ではこの判断を無視します。
「もしかしたら上手くいく!」
しかし残念ながら、上手くいきません。
100を切れない方でも、今あなたのできる範囲内で攻略プランを立て、その通りに実行していく。
それが、ゲームをご自分でコントロールしている事になります。
この時できないと判断したショットは、後日練習場で打ってみましょう。
できなければ、できるように練習する習慣を付ける事が上達につながります。
第二の提言
第二の提言は、パッティングです。
初心者でもパッティングなら、ダフリもトップもしません。
しかし、前回のラウンドであなたは何回3パットをしましたか?
ハーフで2回ずつとして、合計4打余計に打っている計算になります。
パッティングは取り組みやすい課題ですから、パッティング技術を向上させて100を切る武器にしましょう。
パッティングに必要なのは、ストロークの仕方・距離感・ラインに乗せる技術・ライン読みなどですが、今回は距離感をつかむための練習方法をレクチャーさせていただきます。
この練習は、カップの寸前で止める練習です。
パッティングの練習方法
ご自宅で練習をする時には、コースター等を床に置き、それを目標にして、ギリギリ手前で止める練習です。
この練習は、誰か対戦者がいるとゲームとして楽しめて自然に上達します。
このようなゲームの中に距離感やタッチのコツをつかむヒントがあります。
ゴルフ場でのパッティング練習も、カップに入れない寸止めでミドルパットの練習をします。
そして、仕上げに少し傾斜のある所に切ってあるカップを選び、1メートルのパットをカップインさせます。
カップインしたら時計の文字盤のように、12時の所を入れたら11時の所から入れて、10時を入れて……を繰り返しカップを中心に一周します。
これで、今日遭遇するショートパットをほぼ予習した事になります。
以上を実行できれば、3~5打くらい良くなると思います。試してみてください。
私の著書にも、パッティングの事を書いた本があります。
プロ仲間に「河野さんがパターの技術を書いた本を出せば買います」と言われて書いた本です。
その友人は、パターイップスでした。
それで題名は「パターイップスとさよならをする」です。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。