初心者
しだしんご
すぐにできる!スロープレー撲滅講座(その2)
こんにちは♪
今回も「脱スロープレー」を目指すべく、前回に引き続きラウンド中にできる工夫の数々をご紹介したいと思います。
いいスコアを出すことだけが、「優れたプレー」ではありませんよ!
ムダな動きが少なくなる「段取り」を考えよう
バンカーショットを打ってからバンカーレーキを取りに戻るのは時間のムダですよね。
あらかじめバンカーレーキを持ってバンカー内に入れば往復分の時間が省けます。
カートを降りて自分のボールの所に向かう際に、複数本のクラブを必ず持ってから行くことも大事です。
ボールの所に行って距離を測り、それからクラブを取りに戻る人をたまに見かけますが、時間のムダ以外の何ものでもありません。
グリーン上でラインを読む時は、自分の打順が来る前にあらかじめ行うのも大切。
自分の打つ番が来てからウロウロとラインを入念に読む行為はスロープレーの典型です。
カートにはクラブを持ったまま乗ること
ショットを打った後、カートに積んであるゴルフバッグにクラブを戻す作業もムダな動き。
次のショットでどうせクラブを取り出すのですから、その時にクラブを片付ければ一度の作業で済みます。
ホールアウトした後も、グリーンの脇でクラブを片付けるのではなく、次ホールのティーインググラウンドに着いてから片付けましょう。
後続組をパスさせるのも1つの工夫
「もし前の組との間隔が完全に1ホール空き、後続の組をも待たせている時は、後続の組が何人組であろうと、その組に先にプレーして行くように声を掛けるべきである」
これはゴルフ規則にも書かれていた、スロープレー撲滅のための文言です。
パスさせること自体は何も悪いことではなく、後続組の人に一言「遅れてすみません」の一言を添えてパスさせれば、ゴルフ場全体の流れもスムーズになります。
前の組と1ホール以上空けることのないように心掛けるべきですが、高齢の人がいるとか初心者の人が手間取ってそのような状況になってしまった際には、そのまま後続組を待たせるのではなく、積極的にパスをさせて流れを止めない工夫をすべきです。
プレーファストはゴルフを楽しむ者にとっての最低限のエチケット。工夫次第でハーフ1時間半でのラウンドも十分可能です。
エチケットを身に付けて、スコアだけじゃない「優れたプレーヤー」になりましょう♪