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LITTLE RED BOOK
【126切り講座】ゴルフ規則の大改正まであと少し!大事な点をおさらい!
こんにちは、リトル・レッド・ブックです。
すでにご存知に方も多いと思いますが・・・。
2019年1月に、ゴルフ規則の歴史的な改正が予定されてます。
そこで今日は、改正点の「さわり」についてお話します(詳細はJGAサイトで確認してくださいね)。
※さわり(触り)……話の中心となる部分。聞かせどころ。(三省堂 大辞林第三版より)
距離計が堂々と使えます!
今回の改正で、長年の懸案であった距離計の使用が正式に認められるようになります。
えっ? 距離計はもう使っているけど…と思った人、たくさんいますよね。
実はこれまでは「距離計は原則NG、ローカルルールで許可された場合のみOK」だったのです。
これからは「距離計は原則OK、ローカルルールで禁じられた場合はNG」と変わります。
ここで一つ、大事なポイントがあります。
距離計は「2点間の距離を計測するだけのシンプルなもの」でないといけません。
高低差を計測する機能が付いていると今後も正式な競技ではNGなので注意してくださいね。
バンカーが少しやさしくなります!
バンカーが苦手な人、たくさんいますよね。
来年からは、2打の罰を加えれば、バンカー外にドロップできるようになります。
バンカーのアゴが高く、このままでは何度も打ってしまいそう!
バンカーの砂に球が埋まって「目玉」になってしまい、一発では脱出できそうにない!
こんな時は先に2打罰を払って、バンカー外にドロップした方が賢明かもしれませんね。
バンカーの苦手な人は、ケースバイケースで選択できるようになります。
ウォーターハザードは「ペナルティエリア」という新しい概念に変わります!
従来「ウォーターハザード」は池や小川などの水周りに設定されていました。
今後は水周りに加えて、そのゴルフ場が「ここは1打罰で」と考える場所を「ペナルティエリア」に設定することができます。
ペナルティエリアに球が入った場合は、従来のラテラルウォーターハザードと同様に(ほぼ)1打罰ですぐ横から打てるようになります。
各ゴルフ場がペナルティエリアをどのように設定するのか、来年以降の注目点の一つです。
プロのトーナメントではここに注目!
最後に、アマチュアよりもプロのトーナメントに影響すると思われる変更点を紹介します。
今回のルール改正で、選手の後方にキャディが立ってアドレスの方向性をチェックする、という行為ができなくなります。
トーナメント中継では(特に女子プロは)アドレスの方向性をキャディーが後ろからチェックしている風景がよく見られます。
私たちアマチュアは誰も助けてくれないので、方向性は自分でチェックしなければなりませんよね。
だから、私が今回のルール改正で一番注目しているのは、実はこの点なのです。
このコラムを読んだ人は、2019年からのトーナメントでぜひ確認してみてください。
皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。