初心者
Nick Jagger
あなたは大丈夫?スロープレーヤーの大半は自覚症状がありません!
スロープレーヤーはどこのゴルフコースにもいます。
特に前の組が遅く、その前の組と1ホール以上空いていて、コースが大渋滞になっていると、後続のプレーヤーたちはイライラしてきますよね。
当然プレーにも悪影響が出てきます。
ところが、当のスロープレーヤーは自分のプレーが遅いなんて、まったく思っていません。困った問題ですよねぇ……。
スタート間隔は6~7分、この意味は?
スロープレーを指摘される人は、別にスイングが遅いわけでもありません。
ショットとショットの間が遅いのです。
といっても、歩く移動時間ではなく、次のショットの準備が素早くできていないのです。
ちなみ、多くのゴルフコースは6~7分間隔でスタートさせています。
これは4人全員が2分でショットし、2分で移動、そしてまた2分で次のショットを打つという計算です。
つまり、ティーアップをして、素振りなどのルーティンをして打つ時間は、1人当たり30秒ということになりますよね。
ボールを打つ前のイメージ作りは大切なものです。
ボールのライや風、ピンの位置などを含む状況から導き出されるクラブの番手選び、これらを30秒以内で行うのがマナーです。
人がプレーしている間に情報収集をする
これらを、いざ自分が打つ直前になって考え始めるから、すべてが後手に回ってしまうのです。
ボールに近付くまで、または同伴競技者がプレーしている間に情報収集していれば、自分の打つ番がきたらスムーズに打てるのです。
イメージができていれば、打つのも早い
アドレスに入ってからが長いという人も多いですよね。
これもプレショットルーティーンで必要なイメージが湧いてこないことが原因です。
ショットのイメージが明確であれば、アドレスで固まることなく、リズミカルに打っていけます。
そのためにも情報収集力を高めることです。
ゴルフは優雅なスポーツです。
別に走る必要なんてありませんし、同伴者とのおしゃべりも楽しいものです。
しかし、自分たちだけがプレーしているわけではありません。
自覚症状のないスロープレーヤーに注意を促すのも、ゴルファーとしてやらなくてはいけないことですよ。
次回ラウンドする際は、自分がショットやパットをする前の情報収集を意識して、自分の番になったらすぐにショットやパットができるように心がけてみてください。