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初心者

しだしんご

大叩きをなくす秘訣!トラブルショットを成功させるための心構えとは?

こんにちは♪

ティーショットが右にすっぽ抜けて、何とかOBは避けたものの、林の中・・・。

続く第2打は距離を欲張って、木に当たり戻ってくる始末。結果、大叩きのトリプルボギー。

どうやら林に打ち込んだことが問題というより、林の中からの「トラブルショット」を打つ時の心構えが間違っているようですよ?

ミスを取り返そうとしていませんか?

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確かに、林に打ち込んでそこから見事グリーンオンさせることができれば、ティーショットのミスを取り返したと言えますが、そのショットが成功する確率は何パーセントあるでしょうか?

ゴルフでスコアを崩す大きな原因のひとつが、ショットが成功する確率を見誤ることです。

普段そのショットは10パーセントしか成功する確率しかないのに、その10パーセントにかけてショットを打つのは自滅する原因です。

練習場で10球打って8~9割成功するショットでも、プレッシャーのかかる本番のラウンドで成功する確率はせいぜい5~6割でしょう。

そんなレベルですから、林の中からグリーンオンなど、確率が未知数なショットではいかに無謀かがわかると思います(もちろん、プライベートのゴルフでスコアは度外視して楽しむというスタンスでグリーンを狙うというのであれば、それはぜひトライしてください! 成功すればヒーローになれます♪)。

ミスはミスとしてペナルティを素直に受け入れることが大切です!

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ゴルフコースにはOBや池など、様々なペナルティゾーンがあります。

そこに打ち込めばルール上ペナルティを受けざるを得ませんから問題ないのですが、厄介なのは、林などはルール上ペナルティゾーンではないということです。

林に打ち込んでもOBでなければ「助かった~」と思い、安堵します。

しかしそこで林から真横のフェアウェイに出すことに対して「OBじゃなかったのに、損をした」ように感じがちです。

そうではなく、グリーンを確実に狙えない状況であれば、それは「ペナルティゾーンに打ってしまった」とあきらめることが大切で、甘んじてそのペナルティを受け入れて、確実に次のショットが打てる場所に運ぶ気持ちが、スコアメイクの上で大切です。

アンプレアブル宣言なども活用しましょう

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打ち込んだ場所によっては「動かせない障害物」などによってボールが打ちにくい場合もあると思います。

ここで空振りなどしては、意味がありません。

これも無理をして打たなければならないわけではなく、「アンプレアブル」を宣言することにより、罰打を払ってボールをルール所定の処置に従い、打てる場所に動かすことができます。

これも「損をした」と考えるのではなく、「ここに打ってしまった自分が悪い」とあきらめ、ペナルティを受け入れましょう。

ミスショットをしたら、素直にペナルティを受け入れる。

ゴルフという自然相手のスポーツだからこそ、大切なことではないでしょうか?