初心者
タイガー
重いものと軽いもの、どちらを振ると飛距離が伸びるのか?
タイガーです、久しぶりに記事を書きました。
「重いものを振れば飛距離が伸びる」
「軽いものを振れば飛距離が伸びる」
はたしてどちらがが正解なのでしょうか?
その答えに迫りたいと思います。
重いものを振るメリット
2017年、ティーショットの平均飛距離で1位の記録を残した葭葉ルミ選手は、毎日重いものを振り続けて距離を伸ばしたと語っています。
このように重いものをスイングすることには飛距離が伸びるというメリットが挙げられます。
一方で、アマチュアにとって最大のメリットは、無駄のないスイングを作ることができることだと思います。
大人に比べて子どものスイングは無駄な力が入っていないスムーズなスイングをしていると思います。
それは単純にクラブが重いからです。
餅つきを経験した人はわかるかもしれませんが、重いものを振り上げて下ろすという動作は難しかったはずです。
子供にとってのゴルフクラブも同じで、スムーズに一番打ちやすいところに上げないとうまく振れないのです。
だからこそアマチュアは、いつもより重いものを振ることでスムーズなスイングを手に入れることができます。
軽いものを振るメリット
軽いものを振るメリットもまた飛距離を伸ばすことだと言われています。
普段よりも軽いものを振るとヘッドスピードはいつもより速くなります。
そのスイングのスピードに慣れることができれば、飛距離が伸びるということです。
たしかにその通りですが、アマチュアの場合は体の軸を意識したスイングを身につけることができると思います。
軽いものを思い切り振ると、顔が上がったり肩が早く開いたりしてしまいます。
これは本番のスイングとはまったく別物です。
先ほど述べたようにスピードに慣れることが重要で、そのためにはいつもと同じスイングを心がけることです。
感覚的には軽いものを振ったときに、自分の体の左側でビュンと音を鳴らすように意識しましょう。
右側で鳴っている場合は、ヘッドスピードがインパクトのときには遅くなっているスイングになっている証拠で、あまり意味がありません。
どちらも正解だが注意しないといけない
重いものを振ることと軽いものを振ること、飛距離を伸ばす上ではどちらも正解と言えるでしょう。
しかしまずは良いスイング作りから始めないといけません。
葭葉ルミ選手が重いものを振って距離を伸ばしたのは、良いスイングという土台が存在したからです。
要は重いものを振るという筋トレをこなしていたのだと考えられます。
軽いものを振るにしてもスイングが崩れてしまえば意味がありません。
良いスイングを身に着けて、重いもので筋トレ、軽いものでスピードに慣れる。
こうして飛距離がアップするのだと思います。
ありきたりな締めですが、まずは良いスイングを手に入れましょう。