初心者
アビ
パット数の差がスコアの差!ゴルフはやっぱりパターだと思う今日この頃
最近、改めて思うこと。
どんなにショットの調子が良くても、それがスコアに直結することはあまりありませんが、パターさえ崩れなければ、なんとかスコアがまとまるということです。
ラウンドする度に、そのことが身に沁みます。
良いスイング=良いスコアではない
年齢もスコア的にも比較的近いゴルフ仲間がいて、この4人でよく一緒にラウンドします。
元々は同じ業界の方たちだったんですが、仕事ではほとんど絡んだことはなく、ゴルフを通じて知り合い意気投合しました。
バックグランドも性格も、抱えている課題もさまざまで、面白いんです。
Aさん(1歳上):学生時代はバリバリの体育会系。スイングはパワフルだが、パットが課題。
Bさん(6歳上):ゴルフは大人になってから。飛距離が課題。
Cさん(4歳上):実力はイマイチだが、ギャンブル好きの強心臓。とにかく口うるさく、同伴者を蹴落とすことが生きがい。
私:Cさんとの同伴が苦手(人間的には好き)。メンタルが課題。
一緒に回ると、ドライバーの飛距離も、持つアイアンの番手も、私とAさんが他の2人を圧倒します。
2人ともスイングがそれなりにキレイなので、端から見ていると、私たち2人が上級者のように見えるんですが、スコアがそうならないのがゴルフの面白いところです。
パターの良し悪しが印象的だった前回のラウンド
Aさんはショットがキレキレでずっとパーオン続きだったものの、パターが相変わらずイマイチで、パーとボギーを繰り返してましたが、後半に頼みのショットも失速してしまいました。
Bさんは冬ゴルフということもあり、いつも以上に距離が出ずに苦労されていましたが、アプローチとパターで何とかしのぐ展開。
Cさんは前半早々に崩れ、同伴者の(というより私の)邪魔に専念しました。本当に面倒臭いんです(笑)。
この日は、
Aさん:91
Bさん:84
Cさん:97
私:79
私はたまたま調子が良かっただけです。
ただ、端から見ていて、スイング的にも内容的にも、AさんとBさんで7打も差が付くようなイメージはまったくありませんでした。
むしろAさんのほうが良かったくらいです(Cさんは眼中になし笑)。
しかし、スコアカードを見返すと、その理由が一発でわかりました。
Aさんの38パットに対して、Bさんは26パット、18ホール中11ホールが1パットという素晴らしい結果でした。
ゴルフ場で最も踏まれている場所
ゴルフ場の中で、その日、ゴルファーに最も踏まれている場所はどこでしょうか?
それは、バック、レギュラー、レディースなど、ゴルファーのレベルによって打つ場所が変わるティーグラウンドではなく、グリーンのカップ回りです。
マナー的に、カップの縁から30~50センチくらい空けてボールを拾い上げるのがベターなんでしょうが、カップ回りは基本的にはその日ラウンドするすべてのゴルファーが踏む場所です。
となると、どんなにメンテナンスしていても、カップの回りは足跡による影響が出ると言っても良いでしょう。特に時間が経てば経つほど、です。
カップ付近はボールが止まりかけているため、最も傾斜の影響を受ける訳ですが、仮に上りの真っすぐなラインだったとしても、もう一つの要素である足跡の影響も受けることになります。
要は、カップ回りの足跡に影響されて、ボールがカップを避けるような動きをしてしまうということです。
基本中の基本 パターの芯でとらえること
パットをカップインさせるには、ラインを読むこと、そのラインに対して正確なストロークをすること、距離感を合わすこと、の3点が大事ですが、大前提としてパターの芯でボールをとらえることです。
それでボールの転がりが良くなりますし、距離感も正しくボールに反映されますし、カップに嫌われることも少なくなります。
449ホール連続で3パットなしという、とんでもない記録を持っているルーク・ドナルド(写真)。
アマチュアのセッティングではなく、プロツアーのガラスのようなグリーンでの記録ですからね。
脱帽という言葉以外思い浮かばないのですが、彼はこのように言ってます。
「パターの極意はヘッドを加速させながらボールを打ち抜いてきっちり球をヒットするソリッドコンタクトだ」
フォローをダラダラと大きく出すのではなく、的を目がけてパターの芯でパチッと打ち、打ち終わったら意志を込めてフォローをピタッと止めるということのようです。
パターの芯でボールをとらえること。
Bさんの例ではありませんが、ショットが多少調子悪くても、これさえできれば、スコアの大崩れはなくなると思います。