初心者
kumquat0207
地味だけど効果あり!アドレスにまで気を配って上達を目指す
会社のコンペで社内のアイドル的派遣女子ゴルファーにコテンパンにやられてからと言うもの……、ゴルフにのめり込み……、リベンジを誓い……、ありとあらゆる雑誌や書籍を読み漁り……。
20年近い年月を費やして、独学でゴルフ上達に取り組んできたお話で、皆様に役立ちそうなことを書いてみたいと思います。
アドレスまでを見直してみた
アドレスからテークバック、トップ、インパクト、フォローまでの一連のスイング理論を書いてあるレッスン書は多々ありますが、その手前までを書いてある記事は余り見かけないような気がします。
今回は自身も実践してみて、良いスイングにつながったアドレスまでの注意すべき点で、ゴルフ上達につながるようなことを書いてみたいと思います。
アイアンを毎回同じようにアライメントできていますか?
皆さんは練習場に行って、アイアンのフェースがいつもと違う感じで見えたりすることはありませんか?
いつもと同じ練習場に行って、何気なくボールを置いて、クラブを構えようとすると何となくしっくりこない……。
私がゴルフを始めてから、90前後のスコアにたどり着くまでは良くこういう感覚を覚えました。
これって何かと自問自答してみると、毎回同じアドレスができていないことに気付きました。
体調や、いつもの練習場とはいえ違う打席に入ったりすると、初心者のうちは毎回同じアドレスにならないことが多い気がします。
特にアイアンにおける各番手のライ角、プル角、ロフト角(※)を適正に保ち(もちろんウッドやユーティリティにもありますが)、毎回同じようにこれらの角度を保てていないと練習場でアドレスに入り違和感を覚えます。
※クラブを正しく構えた時に、クラブのソールとシャフトが成す角を「ライ角」、正面から見たときのシャフトの傾き(ハンドファーストの度合い)を「プル角」、フェース面が地面に対してどれくらい傾いているかを「ロフト角」といいます。
毎日アドレスに入るまでを繰り返してみた
上級者の方や、初めからキチンとしたアドレスができる方に言わせれば無駄に思えるかもしれませんが、私自身納得のいくアドレスができない間は、自宅で毎日同じアングルでフェースが見えるように(本当は適正なアドレスができるようにと書くべきですが)、毎日欠かさずアドレスに入るまでを繰り返し反復しました。
つまらない練習です。体調が悪い時、会社の飲み会から帰宅して、飲酒している時などは当然フェースアングルが違って見えることがしばしばありました。
ここからもう一つ付け加えて物すごく短い距離でボールを打ってみることにしました。
距離30センチくらいです。たった30センチですが、同じ球筋で打てません。
ボールを打つ音も違います。同じことができないことが悔しくて、帰宅後ムキになり1時間くらいやっていたこともありました。
来る日も来る日も反復
前述した反復練習を3ヶ月くらい続けた頃でしょうか……。
何となくフェースアングルの見え方が一定し始めて、30センチのボールを打つ球筋、打音が一定してきました。
その感覚で練習場に行って、ハーフスイングをしてボールを打ってみても、良い感じで球をとらえられます。
これって感覚的な物で、完全に文章にすることはできないのですが、ある日突然感覚的な物を体がつかんでいます。
その感覚がつかめれば必ず一歩前進してスイングについて開眼しています。
パットにも同じようなことが言えます。
皆さん、プロのパットの打音をテレビなどでも聞かれたことがあると思いますが、パットもまったく同じです。
自宅で練習して同じような音が続けて出せるようにならないと、なかなか球筋が安定しません。
この地道な反復練習の先には必ず上達という結果が待っています。
アドレスが一定しない、球筋が安定しない皆さんは、一日10分でもやってみてはいかがでしょうか。