初心者
しおりん
ゴルフコースで私が出会った「これな〜に!?」☆コースインフォメーション
練習場では見たことのないもの、聞いたことのない言葉が、ゴルフコースをラウンドしているとたくさん出てきます!
私が出会った「これな〜に!?」って思ったものや言葉を解説していくコーナーです♪
目次
クラブハウスから出るときに見つけた、「これな〜に!?」
このボードは、クラブハウスからコースへ出るときや、マスター室の前で見かける、コースインフォメーションです♪
ここには、これからプレーをするコースのコンディションについて、細かく書いてあるのです☆
【刈高(芝を刈るときの長さ)】
芝刈り機を用いて、芝草を刈った後の地表からの草丈のことです。
GR:グリーン
FW:フェアウェイ
TEE:ティーグラウンド
RF:ラフ
それぞれの場所で、芝の長さが違っているのがわかりますよね!
当たり前ですが、ラフなんかも適当に刈っているわけではありませんよー(笑)。
グリーンの速さってどうやって測る??
スティンプ・メーターというものを使って測ります。
1ヤード(3フィート、91.44センチメートル)の長さの金属レールのような棒に、溝が付けられただけの簡易なものですが、これでグリーンでボールを転がすという、いたってシンプルな方法で計測します!
まず、溝の決まった場所にボールを置き、スティンプ・メーターをゆっくり持ち上げると、ある一定の角度でボールが自然とレールの上を転がり始めます。
そして、グリーン面を転がった距離を計測するのですが、その際は、なるべく平坦な場所を選んで測ります。
とはいえ、まるっきり平坦とはいえないので、傾斜や芝目なども考慮して、反対方向や対角など、2~4方向から転がしてその平均値を割り出します。
そうして、割り出した値を、「本日のグリーンの速さは9.0フィートです」のように表示しているのです。
普通は8~9フィート、マスターズは13フィート以上!
ボールが転がる距離が長いほど、よく転がるグリーン=速いグリーンとなります。
だいたい8~9フィートぐらいが、ゴルフコースの通常営業の平均的な速さとされています。
10フィートを超えるグリーンとなると、かなり速く感じると思います。
プロトーナメントのセッティングともなると11フィート以上となることも多く、“ガラスのグリーン”などといわれる「マスターズ」などのメジャー大会では、13フィート以上なんていうことも!
一度でいいから体験してみたいですね。
コンパクション!?
グリーンやフェアウェイなどの、地面の硬さを表すために使われます!
コンパクションメーターという、鉄針をグリーンに差してその時の負荷をバネで測定して表示する機器で計測します。
硬くなるほど数値が大きくなるのですが、通常営業のグリーンでは、11~12くらいが一般的なようです。
ちなみに、10以下だと大きなピッチマーク(グリーンにボールが落ちたときにできる窪み)ができる軟らかいグリーン、14を越えてくると、カッチカチなのでピッチマークはほとんどつきません。
グリーンの難易度は、先に書きました芝の刈高の具合による速さだけではなく、この硬さによってもかなり変わります。
プロトーナメントのセッティングになると、グリーンにしっかりローラーをかけたりして、コンパクションを高めます。
そうすることで、グリーンにボールを止めにくくしてしまうのです。
アマチュアがウェッジで打ってもボールが止まってくれないカチカチのグリーンに、強烈なスピンをかけてボールを止めてくるプロの技は、それだけでもかなり見ごたえがありますよ。
こんな感じで測っています!
*トーナメントが始まる前に、実際に計測している動画がありました!
朝、このボードをしっかりと確認するようにしましょう。
これからプレーをする、コースのコンディションですからね。
今日のグリーンは硬くて速いから、アプローチは手前に落として転がそう!
逆に、今日のグリーンは遅くて軟らかいから、しっかりピンまでの距離で打つようにしよう!
とか、作戦も変わってきます。
できるかどうかは別ですが(笑)。
でも、知っておくと知らないとでは大違いですからね。
少しでも、このコースインフォメーションが皆様のスコアアップの秘訣につながりますように♪
私も、参考にして頑張ってみようっと!!!