初心者
LITTLE RED BOOK
雨の日のゴルフはなぜ難しいか。上級者の雨対策、教えます。
皆さんは雨の日にラウンドしたことがありますか?
雨のラウンドでは普段通りのスイングができません。
球も転がらないので、クラブ毎の飛距離もかなり変わってしまいます。
雨の日に少しでも快適にプレーするためには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか?
今日はそんなお話をしてみたいと思います。
1mmの雨でプレーはできるか?
皆さんは降水量によってどのくらいプレーに影響があるのかご存知ですか?
0.5mmであれば、普段通りプレーできます。
1mmであれば傘だけでなんとかプレーできます。
2mmになるとレインウェアが必要になります。
3mmはプロ仕様のレインウェアが必要です。
5mm以上の時は、ゴルフは中止にしましょう。
雨の日のゴルフは何が違うのか
雨の日のゴルフは普段と全く違ってしまいます。
その理由を挙げてみると、
・体が濡れて、ウェアが体にまとわりつく
・グローブが濡れて、グリップが滑る
・眼鏡が濡れて、視界が悪くなる
・傘を差すと、片手が塞がれる
・傘が風で吹き飛ばされて、走って追いかける
・カートに座ると座席がベッチャリ濡れている
他にも煩わしいことがいっぱい出てきます。
そのため、普段以上に心が動揺するのです。
スコアへの影響はどのくらい?
ドライバーのランが出ないので、飛距離が平均10~20ヤード短くなって、2~3打の悪化。
フェアウェイのライが悪いので、ダフったりトップしたりで、2~3打の悪化。
バンカーの砂が固く締まっており、一発で出なかったりホームランが出たりで、2~3打の悪化。
グリーン上で球が転がらず、パットがことごとくショートして、2~3打の悪化。
雨の日は普段より10打ほどスコアは悪化します。
上級者の事前の準備を見習おう
そんな初心者を尻目に、上級者は雨の日も普段に近いスコアでプレーしています。
一体どこが違うのでしょうか。
実は上級者は雨の日はこんな準備をしています。
・レインウェアはプロ仕様のものを選んでいる
・グローブは雨で滑らない製品を選んでいる
・練習段階からレインウェアを着用している
・雨用の帽子はつばの広いものを選んでいる
・傘の骨にはタオルを挟み込んでおく
そしてプレーの時には
・ランが出ないので飛距離を短めに読む
・グリーンは止まりやすいのでスピンで止める
・傘を地面に置くときは先端を風上に向ける
こうしたちょっとした差が大きなスコアの差になって現れます。
皆さんの明日のゴルフのお役に立てれば幸いです。