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初心者

Fagio

アベレージゴルファーのスコア目安は?上達を目指すための“武器”を手に入れよう!

ゴルファーは、そのハンディキャップや平均スコアで、いろいろな名前で呼び分けられます。

その中でも多くの割合を占めているのが、「アベレージゴルファー」と呼ばれる層の人たち。

アベレージゴルファーとは、一体どんな人たちのことでしょう? そのスコアはどれくらいなのでしょう?

また、彼らがゴルフの腕を磨いてアベレージゴルファーを卒業し、“シングルプレーヤー”になるためには、一体どんな武器を手にすると良いのでしょうか?

アベレージゴルファーとは?

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アベレージゴルファーとは、その名前の通り、18ホールを平均的なスコアで回る腕前のゴルファーを指します。

明確に「いくつ以上いくつ以下」が平均だと決まっているわけではありませんが、大体スコア90~110の人たちで、平均すると100前後のスコアがアベレージゴルファーの目安だと言われています。

ハンディキャップで言うと、18~20くらいの人たちでしょうか。

所属しているゴルフクラブのクラス分けでは、BクラスやCクラスになると思います。

初心者でゴルフを始めた頃、100を切ることがまず第一の目標だったという人も多いと思います。

その100の壁が信じられないほど厚く、あと1打で切れたのに、と帰り道に悔しい思いをしたこともあるでしょう。

100を切るまでに1年、2年かかったという人も珍しくありませんし、30年来ゴルフをしているのに、100を切ったのは数回だというゴルファーもいるくらいです。

しかし、いまがアベレージゴルファーの腕前だとしても、やはり“シングルプレーヤー”を目指して練習を重ねる人も数多くいると思います。

この、アベレージゴルファーの憧れである、シングルプレーヤーとはどのような人たちでしょうか?

いつかはシングルプレーヤー

シングルプレーヤーの“シングル”とは、ひと桁のこと。

ハンデキャップがひと桁とは、つまりハンデが1~9のゴルファーのことです。

プレーのミスが少なく、ミスをしても的確に挽回ができるレベルのゴルファーで、初めてのコースでもマネジメントをしっかりと組み立てられる人たちです。

シングルプレーヤーの平均スコアは、基準スコアである72に、ハンデ+2~3打といったところ。

ラウンドするコースの難易度(コースレート)によっても平均スコアは若干変わってきますが、ハンデが9のシングルプレーヤーなら、

【基準スコア72+ハンデ9+2~3=83~84】

くらいが平均スコアになるでしょう。

「自分のベストスコアは80だから、自分もシングルプレーヤーなのでは?」

そう思うアベレージゴルファーもいるのですが、例えベストスコアがこの水準に届いても、平均的にこのレベルを維持できなければシングルプレーヤーになることはできません。

また、シングルプレーヤーの中でも、「片手シングル」と呼ばれる人たちも存在します。

ハンディキャップ9からがシングルプレーヤーではありますが、片手シングルとは、5~1の人たちのことです。

片手の指で足りるシングルの人たちということですね。

また、シングルプレーヤーというのは多くのアベレージゴルファーの憧れであり、模範となる存在です。

そのひとつひとつの言動が他の人たちから見られているということを意識し、ゴルファーとしての言動にも気を配っています。

○○ゴルファーという数多くの言葉

アベレージゴルファーの他にも、○○ゴルファーと言われる人たちはたくさんいます。その一部をご紹介します。

・初心者ゴルファー……ゴルフを始めたばかりの人のことです。何ヶ月までが初心者、という明確な期間はなく、多くは100の壁に近づき、アベレージゴルファーになった時、初心者ゴルファーは卒業かなと言われます。

この頃はまだスイングに変なクセがついていないことも多く、正しいフォームを覚えやすいので、この間に上手い人から教えを受けると上達も早いでしょう。

また、スコアはともかくある程度の経験を積んで、ルールやマナーを覚え、実践することで、同伴競技者の負担にならなければ、初心者卒業と考える人もいるようです。

・月イチゴルファー……月に1回のペースでコースに出てラウンドをしている人のことです。

ラウンドをするのが月1回というだけで、練習場でクラブを握っている回数は週2~月1など、人によって様々です。

仕事の忙しさや家族の目、経済的な理由や休日の過ごし方により、ラウンドに行く回数にバラつきが出るのは当たり前のことです。

月に1度のラウンドの中で、自分がどこをどうしたいか、どのように回れるようになりたいか?

目標を持って練習することで、月イチゴルファーでアベレージゴルファーの人でもシングルプレーヤーになれる可能性がありますよ!

他にも、競技に邁進している「競技ゴルファー」、ワイワイ楽しくゴルフを楽しむ「エンジョイゴルファー」など、様々な名称があります。

自分は何ゴルファーなのか、考えてみるのも楽しいかもしれません!

次は、平均スコア100のアベレージゴルファーが、常に100を切るためには何をどう変えれば良いかを見ていきましょう!

常に100を切るために変えること:意識を変える

平均スコアが100前後という人は、実際には90も叩けば110も叩いている人たちです。

100の壁を一度は突破した後も、常に100を叩かないゴルフをするというのは、難易度が高いものです。

そこで、常に100を切るためには、意識を変えてみましょう。100を切るためには、パーが絶対、と思っていませんか?

実は、100切りにパーは必要ないのです。

オールボギーで90点。その中で5つダブルボギーを叩いたとしても、95で収まります。

「でも大叩きするから、やはりパーを取りに行かないと……」

と思うかもしれません。そのパーを取りに行くことこそが大叩きの原因になっているのです。

「すべてボギーで上がりたい、ボギーで大丈夫」

そう思うことで余裕が生まれ、幸運なことにパーが取れ、思わぬベストスコアを出すこともあるかもしれません。

ボギーを取るということは、ミドルホール(パー4)は3オン2パット、ロングホール(パー5)は4オン2パットで良いのです。

「ミドルの2打目はグリーンを狙わなければいけない!」と思い、長いクラブで無茶をして、OBを出したりバンカーに入れてしまったりしていませんか?

ティーショットが良く飛んで、セカンドが100ヤード以内であれば、ピンを狙ってグリーンをとらえることを目指してもいいでしょう。

それ以外は、グリーンに近づけること、またはグリーン周りのハザードにハマらないことに注意し、アプローチ&パターでボギーを取るゴルフをしていくことで、自然と100切りが当たり前のようになってくると思います。

常に100を切るために変えること:スイングを変える

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スイングを変えることも一つの手段です。

それにより、飛距離が伸び、よりグリーンに近づけることが楽になるかもしれません。

ショットの曲がりが激しかった人は、スイングを変えてまっすぐ飛んでいくボールになることで、OBの確率が減っていくかもしれません。

しかし、これを自己流でやることはかなり危険です。

自分のスイングをスマホのカメラで撮って、見てみたことはありますか?

頭で描いているスイングと、画面に映る自分は同じようにクラブを振っているでしょうか?

自分の考えているイメージと、実際にできていることは違います。

スイングを変えることに関しては、第三者の目で見て、指導してもらうことが重要です。

また、スイング改造はすぐにできるものではありませんし、変えられたと思っても一度ラウンドに出ると、18ホールの間に崩れて帰ってくることも良くある話です。

スイングを変えている最中は、ラウンドに出ても気にせず、自分のスイングをする必要がありますし、時間を要すと覚悟して行いましょう。

また、テイクバッグなのか、インパクトなのか、ゴルフでスイングを直すといっても、どこを直していくのか明確に決めて、より理想のゴルファーに近づくことができるようにスイング改造を行っていきましょう。

常に100を切るために変えること:道具を変える

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最後に、道具を変える。

「ズルい!」と言われる人もいるかもしれませんが、これも立派な手段です。

初心者ゴルファーのうちに使っていたクラブは、自分で選んだご自身に合ったクラブですか?

ゴルフは練習場で練習し始めてからコースに出るまで、ある程度ボールを打てるようになる必要があります。

コースも出ないうちから自分に合った新品のクラブを使うという人はいないですよね。

おそらく、知人にもらった、中古ショップのセット物を買った、などだと思います。

そこで、常に100を切るゴルファーを目指すため、自分の強い味方になってくれる武器を手に入れてはいかがでしょうか?

・ドライバー 
ゴルフクラブといっても、ひとたびショップに足を踏み入れると、初級者から上級者に向けて、様々なクラブが所狭しと置かれ、販売されています。

アベレージゴルファーにとって、ドライバー選びはとても大切です。

ほとんどのアベレージゴルファーは、ショートホール(パー3)以外のティーショットでドライバーを使用すると思います。

もちろん一番飛ぶクラブのため、飛距離が出るというものも重要ですが、ドライバーショットにおいて一番重要なのは、「ボールをフェアウェイに運ぶ」ということです(あるいは「OBやペナルティを打たない」「チョロを打たない」などと、少しハードルを下げてもいいでしょう。大事なことは「2打目をきちんと打てる場所に置く」というところにあります)。

セカンドショットをフェアウェイから打つか、林の中から打つかで、そのホールのスコアが1打2打違ってくることも珍しくありません。

そのため、アベレージゴルファーに必要なドライバーの条件は、「ミスに強い」ということが挙げられます。

構えた時に違和感なく構えられる“顔”であるということも、使い続ける上で大切ですね。

・アイアン
では、アイアンはどうでしょう?

セカンドショットでグリーンを狙おうとクラブを持つ人は要注意!

アベレージゴルファーに必要なアイアンは、「ピンを狙う」ものではなく、ティーショットとアプローチの間の、“つなぎ”の役割を果たすものです。

つまり、チョロやOBなど、極端なミスをしにくいアイアンが求められるのです。

そこから考えると、アイアンに必要なのは、安定感ということになります。

一般的に「飛ぶ」「やさしい」とされているアイアンで大きなミスが出にくいというのならば、そういったアイアンを選べば問題ないでしょう。

ただ、そういったアイアンが「構えにくい」「打ちづらい」という人もいます。

ドライバー以上にアイアンは構えた時の印象が重要です。どんなに評判のいいモデルでも、構えてみて違和感を覚えるような形のモデルは使わないようにしたほうがいいでしょう。

・ボール
ボール選びも大切です。

クラブにこだわって、ボールは適当なものを使っているというゴルファーも実は多いのが現状。

ゴルフショップで袋詰めされて安く売られているロストボールを使っているなんて人も少なくないのではないでしょうか。

もちろんそれもコストパフォーマンスを求めるのには良いのですが、常に100切りを狙うのであれば、ボール選びも重要です。

ただ、人によりスイングやヘッドスピードが違いますので、「あの人が使っていたからこのボールは飛ぶ!」というように、断言できません。

気になるボールを一つ一つ試し打ちすることがおススメですよ。

スピン性能、飛距離性能、耐久性。

このあたりを見ながら、自分に合ったボールを選んでいってくださいね。

まとめ

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アベレージゴルファーはどんなゴルファーかということから、常に100を切る方法について、解説しました。

このすべてが正しいと言われると必ずしもそうではなく、当てはまる部分があったり、なかったり、ゴルファー一人一人で違います。

自然の中で思い切り身体を動かし、仲間と談笑するゴルフは、本当に楽しいですよね。

初心者ゴルファーを卒業し、アベレージゴルファーになった後は、シングルプレーヤーに向けて、歩を進めてみませんか?