初心者
とや
ピッチマークの直し方、グリーンフォークを正しく使ってますか?
スコアが130とか140の間はなかなか使う機会がないグリーンフォーク。
ちょっとずつ実力が上がってきて、セカンドショットなどでグリーンオン!
上手になった実感があってとっても嬉しい瞬間ですよね。
そうするとグリーンにピッチマークがつきますので、グリーンフォークを使う機会もおのずと増えてきます。
でも意外と使い方を間違えているゴルファーも・・・
貴方は正しくグリーンフォークを使えていますか?
ピッチマークの正しい治し方
ここまで激しいピッチマークはなかなかありませんが、グリーンフォークの使い方については基本的には変わりません。
ボールが落ちてへこんだ部分の周囲にグリーンフォークを外側から斜めに刺して、芝を寄せてあげます。
そして最後にパターや足で抑えて完成です。
土が露出していない場合も、芝の窪んだ部分を周囲から寄せてあげるようにしてください。
このときのコツはピッチマークを四角で囲うようにグリーンフォークを刺していくことです。
一方向からのみだと寄せすぎることで地中の根が切れてしまいます。
ピッチマークの間違った直し方
ピッチマークに対して外側から斜めにグリーンフォークを刺す。
ここまではいいんです。ほとんどの方が実践してくれています。
けれども間違いが多いのがこの次なんですよね。
テコの原理で凹んだ部分をグイッと持ち上げてしまってはいけません。
持ち上げると、根が切れて広い範囲で空気が入ります。
するとその部分だけ黄色く変色、その後枯れてしまうんですよね。
善意でピッチマークを直してくれているので、方法が間違っているとなかなかキャディさんも言いづらいようです。
ピッチマークを直すことで得られる情報もある!?
ピッチマークをしっかり直してもらうことで、芝が再生してグリーンのコンディションが保たれます。
ですのでグリーンフォークを正しく使って、積極的にやって欲しいものです。
しかもさらに有益な情報を手に入れることができるチャンスもここには隠れています。
ピッチマークを見る、グリーンフォークを刺す、ということによってグリーンの固さを知るひとつの指標になるんです。
「グリーンフォーク出すの面倒だな・・・」
と思うのではなく、逆にグリーンの固さを知ってスコアにつながることになるかもしれませんよ。
ピッチマークを直すのはマナーです
ピッチマークの周りを四角に囲うように「凹んだ部分に芝を寄せる」ようにグリーンフォークを使うようにしましょう。
さほど難しいことではありませんが、芝を持ち上げるなどして根を切ってしまってはグリーンのコンディションが悪くなりますし、間違った直し方をしていても周囲の目は冷ややかなものになってしまうでしょう。
ピッチマークを正しい方法で直すのもマナーのひとつですよ。
これを機に間違ったグリーンフォークの使い方をしていた場合は、改めるようにしたいですね。
ひとりひとりの心がけが気持ちのよいグリーンコンディションを保つことにつながり、さらにはグリーンの情報までも知ることができる「ピッチマークを直す」という行為。
せっかく使うなら、しっかりと芝に優しいグリーンフォークの使い方をしていきたいものです。