初心者
とや
どんな行為がスコアのペナルティになるの?
ゴルフをプレーする上で「あれ?この場合ってどうなるんだっけ?」という場面に遭遇したことってありませんか?
ゴルフのルールで明確に決められてはいますが、いざ現場にいると迷ってしまうものです。
聞かれても悩んでしまうような行為、これってペナルティになるんでしょうか。
池やクリークの中にボールがある
この場合はペナルティになる場合とならない場合があります。
そのまま打つことができればペナルティはつきません。
池やクリークで、水面からボールの頭が少しだけ出ているような場合は、打てないこともありませんよね。
そのため打てればそのままプレーしても構いません。
ただし、ボールが打てない場合は、1打罰となって所定の位置にボールをドロップします。
石川遼選手がプロ転向後の、2008年マイナビABCチャンピオンシップ最終日に、18番ホールで決めた鮮やかなウォーターショットを覚えている方も多いでしょう。
ティーショットの素振りでボールが落ちた
実際にクラブに当たってボールが落ちた場合はペナルティが課されますが、素振りで落ちた場合にはペナルティはありません。
そもそもティーアップの安定が悪かったりする場合が多い初心者には、たまに見られる光景でもありますね。
実際に打ちに行って空振りをした場合には、それでも1打となります。
しかしその結果ボールがティから落ちた場合でも罰は課されません。
風などの影響で落ち葉などが当たってティから落ちた場合も、同様に無罰の扱いになります。
バックスイングで邪魔になりそうな枝をどける
スイングをするために、邪魔になりそうな枝を折ったりする行為は実は2打罰になります。
スイング環境を改善したとみなされてしまうからですね。
邪魔でもがんばってそのまま打つようにしましょう。
あるがままの状態でボールを打つこと、が基本的な考え方となります。
場所によっては「横に出すだけ」しか打てない場合もありますが、これもゴルフです。
受け入れて割り切るしかありませんね。
スイングした結果、クラブが当たって枝が折れたようなケースではペナルティとはなりません。
ボールの手前の芝を踏んで打ちやすくする
セカンドで距離も残ってるのに、ボールは深いラフの中・・・
こんなとき手前の芝を踏んで綺麗にしておきたい気持ちは分かります。
が、この行為はライの改善をしたとみなされて、2打のペナルティが課されてしまうんですね。
先ほどの木の枝と状況は少し似ていますが「あるがままのボールの状態」で打つようにしましょう。
とんでもなく深いラフの中からはチョイ出しをする以外に選択肢はないのかもしれません。
芝を踏むことはもちろん、芝をむしっても同じ2打罰になります。
ゴルフの初心者ほどこういったケースがたくさんあると思います。
その度にどうしたらいいのかわからなくなってしまいますので、こうした「ゴルフ中のあるある」を少しだけ抑えておくようにしましょう。
ここで紹介したものはごく一部です。
他にも色々なルールがありますので、調べてみてはいかがでしょうか。