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初心者

ノザ@ゴルフライター

「飛距離を諦める」という選択をした人は上達が早いと思う3つの理由

10年振りに面接したけどビックリするほど緊張した!

どうも~ノザです!

今回は、「飛距離を捨てた人は上達が早い?」をテーマに書いていきます。

言わずもがな、飛距離はゴルフでは大きなアドバンテージとなります。300ヤード飛ばす人と250ヤード飛ばす人ではセカンドショットの番手が大きく変わります。

当たり前の話ですが、セカンドがショートアイアンとロングアイアンではどちらがグリーンに乗る確率が高いか? もちろん前者ですよね。

プロと呼ばれる人達の中でも2番手3番手と変わります。飛距離全盛の時代、スコアを出すには飛距離アップは必須です!

そう考える反面、逆に僕は「飛距離を捨てた人」はゴルフ上達が早いのでは? とも思っています。

以下よりその理由について説明していきます。

1.自分を客観的に見ている

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飛距離を捨てる人ってすごいと思います。ゴルフをしていれば飛距離の重要性はわかっているはず。わかっていながらもそのファクターを捨てる。

そういった自身の理解、持っている武器、冷静な判断力に感心するんですよね。自分の事を俯瞰して見るってなかなかできないじゃないですか?

「いやもっと飛ばせる」
「飛距離が出るドローに球筋を変える」
「クラブが合ってないんだ!」

自分は飛ばないと知りつつも、少しの希望にすがる。

そして本来伸びる他の部分を後回しにし、飛距離アップに走るのが普通。

だからこそ割り切れている部分がすごい。ある種の覚悟のようなすごみを感じます。実際そういった人は高確率でゴルフは上手いですよ。

無駄なことに時間を掛けない徹底振りが、ゴルフのスキルを上げるのです。

2.飛距離だけがすべてじゃないと理解している

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飛距離を捨てている人は、飛距離がすべてではないと理解しています。大きなアドバンテージを取れるのは間違いないけれど、ゴルフは結局いくつでゴールしたのかが勝負。

ドラコンではない。仮に300ヤード飛ばしても、セカンドでダフったら終わり。

昔から「ドライバー・イズ・ショウ、パット・イズ・マネー」と呼ばれていますが、まさにこんな考えだと思います。

ドライバーで300ヤード飛ばせば皆盛り上がってくれるけど、所詮それはショウに過ぎない。結局カップに球を入れるのはパターだと。そう考えていると思います。

僕個人の見解は、ドライバーは非常に重要なクラブだと思っています。

繰り返しますが、飛距離は大きな武器になるし、最初に打つクラブが真っすぐ飛べば気分も良い。

でも飛距離を捨てた人はそんなことは度外視。飛べば良いけど、飛ばないなら飛ばないなりの戦略があると考えています。

飛距離を伸ばす時間があるなら、アプローチやパターに力を入れれば良い。そう淡々と答えるでしょう。

3.飛距離を捨てることでマネジメントに徹する

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飛距離を捨てた人が一体何に力を入れるのか? それはマネジメントです。

自分にできることとできないことを理解していて、では何を磨けばスコアが良くなるのかを考えている。イメージですが、飛距離を捨てたということはおそらく球は曲がらない。

曲がらないスイングを持っていればコース攻略は容易です。常にセーフティーな所に打ち、危険なショートカットなどはしない。

周りが飛距離アップに時間を注いでいる間、自分にできる範囲のレベルをコツコツと上げていく。

マン振りで270ヤード、抑えて240ヤードなら全ホール抑えて240ヤードを打つでしょう。それがパー5だろうが関係ない。

マン振りならスイングが崩れるので曲がる可能性がある。どこにどう曲がるのか予想できていれば良いけど、全力のスイングだと球の予測は難しい。

だったら抑えて打ってフェアウェイを目指す。飛距離を求めない分、マネジメントに徹する。なぜならこれで負ければ自分の目指したゴルフが否定されたことになる。なので「飛距離がない分スコアは出さないと!」と考えているはずです。

もちろん性格によるので上記のような人ばかりではないですが、飛距離を捨てると断捨離した人はもれなくマネジメント力がすごい。

あくまで僕の周りの人達の例に過ぎませんが……。

まとめ・飛距離を諦める選択! それはどう戦うか考えた証

ということでまとめます!

【飛距離を諦める選択をした人は、上達が早いと思う3つの理由】

1.自分を冷静に客観的に見ている人が多い
2.飛距離だけがすべてじゃないと理解している
3.飛距離を捨てる人はマネジメントに徹する傾向がある

以上になります。

上記はあくまで僕の知り合いを含め、イメージも入っています。上記のような人達だけではもちろんないでしょう。

ただこれだけは言えます。飛距離を追求している人より、コースを攻略しようとしている人のほうがスコアは良い。

これはやはり、ゴルフはドラコンではないということなのです。あくまでスコアを最少にするスポーツ。もちろん楽しさあってのスポーツなので、それがドライバーに当たるなら追及すべきだと思います。現にそういう人も近くにいます。

僕が言いたいのは、決して飛ばない人でも「天地が引っくり返っても勝てない人」は山ほどいるということ。

だからね、飛距離が出ないからとゴルフをやめてしまうのはもったいないですよ。

飛距離だけがすべてではない。飛距離が出ないタイプかも……と気付いた人は無理にその飛距離を伸ばす必要はない訳です。

本当に怖いのは飛ばなくても淡々をゴルフをする人。

飛ばない人だな~と思っていても、上がってみれば10打差以上負けている。そんな経験もあります。

以上、「飛距離を捨てた人はゴルフが上手くなる」という話でした。

それではまた!