初心者
とみーぶらいあん
パターは家で上達しよう!パッティング上達にオススメする4つの方法
「パット・イズ・マネー」
この言葉をご存知だろうか?
「プロの世界ではパターが上手なほうがお金が稼げる」という意味合いの言葉だが、プロに限らず、ゴルフ中級者以上でもっとも使う回数が多いクラブはほとんどの場合パターであり、つまり、パッティングの上達こそゴルフスコアアップへの近道なのである。
ショットの精度がいまいちでも、パッティングが手をつけられないほどひどいということが起こることは、上級者になるほどまれである。
だからこそ、パッティングが安定すればスコアが安定するのである。
つまり、パッティングの技術を磨けばスコアアップに即つながるというロジックが成り立つのである。
では、どんな練習をすればいいのか? 実際に筆者がやって劇的にパット数を減らすことに成功した方法とパッティング練習の楽しみ方を紹介したい。
目次
室内練習用パッティング練習ツールは使える
室内練習用パッティングツール(練習マット)は非常に使える。
ひたすらこの距離を確実に入れられるように訓練してほしい、効果は本当に劇的であり、1ヶ月程度週5で練習しただけで1ラウンドあたりのパット数が10打近く改善した。
ちなみに、この練習マットは、安いものであれば3000円台から買えるのでぜひ試してみてほしい。
練習方法は、とにかく50回打つ方法から、5回連続でカップインするまで止められない等いろいろなバリエーションを試してみたが、飽きない方法でかつ続けられるやり方でまずはやってほしい。
「いやはやあなたの言っていることは一理あるのだろうが、いかんせんこれだとモチベーションが続きやしない!!」という方もおられるであろう。
そこでオススメしたいことが4つある。
オススメ1.オンラインパッティングコンペ
巷ではオンライン飲み会なるものが流行しているらしい(筆者はほとんどお酒に耐性がない故あまり参加したことがないのだが……)。
であれば、オンラインコンペ(パッティングのみ)なるものがあってもいいだろう。
これが案外盛り上がる。なんならお酒片手にやってもいいかもしれない。
練習ツールによってグリーンの長さが違うなんて場合もあるだろうが、そこはお互いで調整してローカルルールでやってほしい。
このオンラインパッティングコンペを日々練習するモチベーションにすればいいのである。
身近なゴルフ仲間に声を掛けて、ぜひやってみてほしい。
オススメ2.LINE等のSNSツールでグループを作る
これはお互いを励まし合う方法である。
個人的には、「みんチャレ」という習慣化アプリ(数人でグループを作り励まし合いながら習慣化を目指すアプリ)も有効だと思うので、気になる方はアプリを検索してみてほしい。
ちなみにこれは余談だが、筆者は「みんチャレ」で糖質オフダイエットを習慣化して8キロの減量に成功したことがある。
習慣化に他者の励ましは、本当に有効なのである。
オススメ3.家族や同居人を巻き込む
これは、パートナーなり家族なりがいないと厳しいかもしれないが、もしいるなら一緒にやってみると結構楽しいのである。
もう一つこれには大きな恩恵があって、ゴルフ人口を増やすことにつながるかもしれないということである。
正直ショットについては、一朝一夕で上手くなることはない(相当にセンスがあればその限りではないが、そんな人に対して筆者は嫉妬を禁じ得ないだろう……)。ただしパッティングに関しては少しやるだけでも多少感覚をつかむことが可能である。
そういう意味では、ゴルフ人口が減っている昨今において、このコロナ禍はもはや光明になるやもしれないのだ。
それと、多少話は逸れるが、物事はできるだけポジティブに取るというスタンスは大事である。
初めてパター(パターに限らないかもしれないが)を教える際、何が起きても全力で褒めるということを心がけてほしい。
例えば大きくカップを越えてしまった場合は「強気なパットで素晴らしい! まるでタイガー・ウッズのようだ!」とか。
届かなかった場合は「慎重なパットは素晴らしい! 大ケガをしないことはスコアメイクに大事な要素だ!」とか。
なかなか入らないという場合は「カップに入れることだけがゴルフの楽しみではない! カップに入れるまでが楽しいのだ! 一緒に楽しもう!」などなど。
初心者に物事を教えるときは技術を教えてはいけない、まずは楽しさを教えるのだ。
オススメ4.高いパターを買う
正直高くなくてもいいかもしれない。
ただし、試打をするなり、フィッティングしてもらうなり、こだわって購入してみてほしい。
人間、投資したことに対しては、リターンを得たくなる性質があるので、何とかものにしようと努力するものである。
つまり、せっかく投資したので、練習して使いこなそうという動機づけをするという方法である。
また、この方法には上手くなりたいというモチベーションの想起以外にもう一つベネフィットがある。
これには、正直科学的根拠はないのだが、パターを変えるとしばらくパッティングの調子がいいということが起こるのである(“新車効果”などと呼ぶ人もいる)。
実際に筆者も体感したことがあって、不思議な感覚ではあるのだが、なぜか調子が上向くのだ。
ただし、ある程度すると本来の実力に戻る。
「その度にパターを変えて挑めばいいのでは?」という疑問はなしにしてほしい(そんなことをしていたら、筆者の家族は路頭に迷うことになる……)。
なお、経済的に余裕がある方に対しては積極的にこの方法を止めたりはしない。
なぜなら、そうやって経済は回るからである。
ちなみに私の知人ゴルファーは数本パターを持っていて、しばらく使っては別のパターを使って、またしばらくしたら別のパターを使ってというレギュレーションで運用している方は実際いる。
お金は回るところにはしっかり回っているようである。
こんな状況だからこそパッティングを磨こう!!
自粛生活が続いてなかなかラウンドするなんてタイミングが得られにくい今だからこそ、パターの改善や上達にコミットするのはいかがだろうか?
また、暑過ぎてラウンドに行く気が引けるという今の時期だからこそ、ショットではなくパターを磨くのである。
ひょっとすると、コロナ禍以前よりもスコアが伸びているなんてことが起こるかもしれない。