初心者
ふぃりっぷ
グリーン奥のピンに、花道から確実に寄せる方法
最近のラウンドで、大発見がありました。
花道からグリーン奥のピンを狙う場合、ピッチングウェッジが最高に寄せやすいです(ちなみに私のハンディキャップは15です。調子が良い時のスコアは80台前半、最悪なときは90台後半です)。
私はこれまで、ピンまで70ヤード以内の距離はすべて58度のウェッジを使っていました。ピンが手前にあろうと奥にあろうと、その位置にかかわらず、です。
なぜ58度のウェッジ一択だったのかというと、テレビで見るツアープロの真似をしたかったのです。
球にスピンを効かせてキュッと止めたり。フェースを開いてふわりと浮かせたり。
そうです。格好をつけたかっただけです(笑)。
それが愚行だったことに、ゴルフ人生13年目にして、やっと気が付きました。
「グリーン奥のピンに、花道から確実に寄せる」には、サンドウェッジ等を使わず、ピッチングウェッジ、または9番アイアンなど、ロフト角が大き過ぎないクラブがオススメです。
その理由を書いていきます。
ミスショットが大きなミスになりづらい
ピッチングウェッジを使用することの最大のメリットは、大きなミスになりづらい点です。
なぜ大きなミスになりづらいかというと、サンドウェッジを使う場合にくらべて小さいスイングで済むので、フェースの芯でボールをとらえられる確率が格段に良くなるからです。
サンドウェッジでミスショットしてしまった場合、思わず頭を抱えてしまうような大きなミスになります。
トップしてグリーン奥のラフにいったり、最悪の場合OBになってしまったり。また、球の下をクラブがくぐって大ショートしたり。
ロフト角が大きいから、左右に球もバラつきやすいですよね。
せっかくグリーン手前まできていたのに、サンドウェッジのミスひとつで台なしになった辛い経験。
私は何度もありますが、皆さんはいかがでしょう?
ただしピッチングウェッジを使ったからといって、もちろん毎回クラブフェースの芯でボールをとらえられません。
必ずミスをします。
しかし、サンドウェッジを使った時ほどの、嘆きたくなるような大きなミスにはなりません。
トップ気味に当たっても、キャリーが出ない分、大オーバーしません。
ボールの少し手前からクラブが入ってしまっても、ソールが滑りそこそこまともに球が飛びます。
要は、ピッチングウェッジや9番アイアンは、サンドウェッジにくらべてロフト角が小さいので、ミスショットした時の距離のばらつきが抑えられるのです。
私くらいの腕前ですとミスが当たり前ですから、ミスしてもそこそこ寄るピッチングウェッジでのアプローチができるようになったことで、心理的にとってもラクな場面が増えました。
ピッチングウェッジを使ったアプローチの打ち方(花道から)
さて、花道からピッチングウェッジでアプローチする時の私の打ち方を紹介します。
まずスタンスです。
足幅はゴルフボール1個分くらい。
そして腰から下は、45度くらい目標方向に向けます。
こうすることで、大きなテークバックを取りづらくしています。必然的に、キャリーが出ません(下半身を目標方向に向けるほど、スイングが小さくなり、キャリーも短くなります)。
上体は目標方向に対して水平に構えています。ティーショットや他のショットの時と同じです。
球の位置は右足首の正面くらい。ダフりづらい位置にセットしています。
グリップは、指4、5本くらい短く握り、手の位置は左太ももの前あたり。ハンドアップもハンドダウンもせず、自然に腕が垂れた位置でハンドファーストに構え、パッティングするようにスイングします。
この時、気を付ける点は2つです。
まず、左右に体重移動しないこと。
そしてもう1つは特に大事だと思っていますが、スイング中、肩から手先まで固定しておくことです。
もちろん手首は使いません。そうすることで、より球のバラつきが抑えられます。
パッティングストロークのように打つことができれば簡単ですので、ぜひ一度試してみてください。
無理なパーオンを狙わなくなり、大叩きが減る
花道からのアプローチに自信が持てると、攻め方に変化が現れました。
これまでは、ライが良くて距離的に届くなら、いつもグリーンセンターを狙っていました。
しかし今、グリーンセンターを狙うためにミドルアイアンが必要な場面では、番手を落として花道を狙うようにしています。私はミドルアイアン以上の精度が低く、左右へのミスショットが多いからです。
さらに気が付いたことがあります。
花道を狙ってショットすると、まったくと言って良いほどプレッシャーがかかりません。
たぶん、ロングホール(パー5)のレイアップと同じで、おおまかな場所に狙いを定めてショットしているからです。
グリーンオンを狙う時のような気負いとは無縁です。気分的にとってもラクで、ミスしそうな気がしません。
無理なパーオンは狙わなくなり、その結果、大叩きすることも減りました。
アプローチでピッチングウェッジや9番アイアンを使ったことがない方、一度試してみてください♪