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初心者

もーりー

石川遼選手もこれで復活!~自分に合ったドライバー選びとパー5の攻略でスコアアップ!!~

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

今シーズン3勝をマークし、復活を印象付けた石川遼選手。

その要因として挙げられるのが、安定したドライバーショットとパー5の攻略です。

ところで皆さんは、自分に合ったドライバーを選べていますか?

そしてパー5で大叩きをしていたりしていませんか?

年間最多勝を呼び込んだ“スイング改造”と“エースドライバー”

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シーズン最終戦の『ゴルフ日本シリーズJTカップ』を壮絶なプレーオフの末に制し、今シーズン3勝で有終の美を飾った石川遼選手。

開幕戦を腰痛で棄権し、その後のシーズン初戦も自身初めてとなる途中棄権という、最悪のスタートからのV字回復でしたね。

惜しくも賞金王には手が届きませんでしたが、メジャータイトル(『日本プロゴルフ選手権』)を含む年間3勝で、年間最多勝にも輝きました。

そんな石川選手の躍進を支えたのは、間違いなくドライバーショットでしょう。

ここ数年の石川選手の低迷の原因はドライバーの不振にありましたが、今シーズンは劇的に改善されました。

フェアウェイキープ率も50%を超えましたし、最終戦では、なんと60%を超えるという安定ぶりでした。

さらに曲がらなくなっただけではなく、飛距離も大幅にアップ。

今年のドライバーの平均飛距離は300ヤードと、昨年(289ヤード)に比べて10ヤード以上も伸びました。

もともとアイアンやショートゲームは相変わらず世界レベルの技術を持ち合わせているわけですから、これだけドライバーショットが改善されれば、自ずと結果は付いてくるというものですよね。

しかし飛距離が10ヤード以上伸びたからといって、石川選手が今まで以上にドライバーを振り回しているかといったら、決してそんなことはありません。

むしろスイングに力みは感じられず、ゆったり振っているように感じます。

度重なるケガや腰痛を意識して、体に負担のないスイングを目指して地道にスイング改造に取り組んできたのでしょうね。

これまでの大きな体重移動とフェースターンで飛距離を生み出すスウィングから、体の軸回転を意識してクラブを自然にターンさせる、クラブの特性を生かしたスウィングへ変貌を遂げた印象です。

そして石川選手の躍進を支えたのが、なんといっても今シーズンから投入した『エピック フラッシュ ドライバー トリプルダイヤモンド』の存在でしょう。

スイング改造に取り組んだだけでなく、そのスイングにマッチするクラブを選ぶことができたからこそ、これだけドライバーショットが安定したのだと思います。

自分に合ったドライバーを選べていますか?

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「よし、それなら自分も石川選手と同じドライバーを使ってみよう!」

これこそまさにアマチュアゴルファーあるあるですね。

プロゴルファーのクラブセッティングを参考にするのは問題ないと思うのですが、そのクラブをそのまま使ってしまうというのは、少し考え物だと思います。

ゴルフの上達、そしてスコアを良くするために大事なことは、自分に合ったドライバーを選ぶということです(ドライバーに限らずゴルフクラブ全般に言えることですが)。

ドライバーに関していえば、飛距離を稼ぐクラブということもあるでしょうが、オーバースペック気味のクラブを選んでしまっている人が非常に多い気がします。

さらに言えば、ヒッカケのミスが多い人がつかまりの良いドライバーを選べば、余計にフックがひどくなり、チーピンが止まらなくなる。

逆にスライスで悩んでいる人がつかまりにくいドライバーを使えば、さらにスライスが止まらくなるわけです。

ドライバーの方向性や飛距離で悩んでいる人は多いかと思いますが、スイングの問題よりも、自分に合っていないクラブを使っていることが原因となっているパターンって意外と多いものですよ。

パー5の攻略がスコアメイクの鍵を握ります

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またまた石川選手に話を戻しますが、今シーズンの石川選手の数字で特筆すべきこととして、パー5でのバーディー数が非常に多かったことが挙げられます。

その数はなんと104個。

今シーズンの石川選手の出場試合数が19試合ですから、そこから計算すると、今シーズンのパー5でのバーディー率は約33%くらい。

実にパー5では3回に1回はバーディーを獲れているいることになります。

飛んで曲がらないドライバーショットのおかげで、2オン率も21%(ツアー全体1位)と
高い数字をマーク。

ほかの選手に比べてパー5でしっかりスコアメイクができたことも、今シーズンの石川選手のストロングポイントといえるでしょう。

そして、この『パー5の攻略』というのは、われわれアマチュアにとっても非常に大事なことだと思うのです。

もちろん石川選手のようにバーディーを量産しなさい、といっているわけではありません。

アマチュアゴルファーにとってのパー5の攻略は、まず大叩きをしないことです。

パー5でスコアを大きく崩しているというアマチュアゴルファーは非常に多いです。

しかもたいていはティショットでOBを喫して、そこからミスが重なっていくパターンですね。

ですから、まずはOBをしないように、方向性重視のティーショットを心掛けるようにしましょう。

パー5は、ティーショットさえ上手くいけば、スコアメイクが非常に楽になります。

本来はパー5というのは、アマチュアにおいても最もパーやバーディーを狙いやすいホールなのですから。


いかがでしたか?

皆さんも石川選手を見習って自分に合ったドライバー選びとパー5の攻略を意識すれば、スコアもプレー内容も劇的に改善するかもしれませんよ。

気になった方はすぐにでも実践してみてください。

といったところで今回はこのへんで。
それでは、また!


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