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初心者

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ティーチングプロの経験から知るゲームプラン練習法とは?

ゴルフ初心者にとってコースでのプレーはいつも緊張もの。ですが、目的意識の高い練習をすることによって不安や恐怖感は解消され、スコアメイクにも自信を持てるようになります。

方法はいたって簡単。

リアルにラウンド・シミュレーションができる練習法をご紹介します。

インストラクターもうなった「当然だけど目からウロコ」な練習法

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この練習法を伝授してくれたGCA(米国ゴルフチャンネル)公認主任コーチのケリー・ブルック。2018年にはLPGA Golf Professional of the Yearに輝いたベテランコーチです。

今回ご紹介するのは、彼女が高校時代、トーナメント直前に実践していたというゲーム直前の練習法。

初めてこのメソッドを知った時は、ただあたりまえのように思われて、興味も持てませんでしたが、当時、私が教わっていたゴルフインストラクターに話したところ「これは意外に使えるぞ」の反応。

実際に試してみると、コースでのプレーに対する不安の解消に大いに役立ち、スコアメイクにもつながりました。

以来、大切なゲームにおもむく際にはできる限り、この練習法を取り入れるようにしています。

練習前のほんのひと手間で、スコアメイクに自信をつけませんか?

練習法は「目的」を意識したカンタン3ステップ

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ケリー・ブルックのメソッドはたった3つのステップです。

1.スコアカードを取り寄せる

ゲームが予定されているゴルフ場のスコアカードを手に入れます。入手が困難な場合はインターネットなどでコースの情報を仕入れましょう。

コースの詳細が記載されているもの、例えば打ち上げ、打ち下ろし、OBなどの情報が分かるものが理想です。

2.各ホールごとにゲームプランを作成

スコアカードに、各ホールごとのスコアを、実際のプレーを思い描きながら書き入れていきます。

例えば1ホール目。

「360ヤードのパー4。左右のところどころに木が立っているが、フェアウェイも広くOBゾーンがない」

こうしたシチュエーションのゲームプランを考えます。

ドライバーでティーショット。2打目は1打目のミスショットを考慮して、7番アイアンでグリーン手前の花道にレイアップ。アプローチで寄せたら、1パットのパーを狙うも、2パットでボギー。

このように、各ホール(計18ホール)のコース情報をもとにご自身のコンディション(実力?)を考慮しながらゲームプランを立てます。

3.作成したゲームプランに沿って実戦練習

ゴルフ練習場では、カードに書き入れたゲームプランを見ながらプランどおりにプレーできるよう、納得のいくまで打ち込んでみましょう。  
 
こうして一打ごと、コースごとの動きを自らプロデュースすることで、ビギナーさんでも着実に、コースマネージメントが身についていくはずです。

プランBも怠りなく

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「よし、ゲームプランどおりのいい練習。日曜日のコンペは期待できる」

ところが、いつ何が起こるか分からないのがゴルフ。天候に左右されることも多く、頭にインプットしたシミュレーションどおりに進まないことも……。

するとケリー・ブルックはこう言います。

「人生にはどんな時もプランBが必要よ」

雨の日や風の強い日を想定したゲームプランをもうひとつ用意しておきましょう。

これによりスコアメイクに対する不安が緩和され、私は天候の悪い日やミスショットに対しても落ち着いてプレーできるようになりました。

このメソッドが身につき始めると、練習前のゲームプランをワインを飲みながらじっくり立てる夜なども、楽しみのひとつになりますよ。

納得のいくプランに仕上がると早く練習場に行きたくなりますし、いいゲームプラン練習ができるとラウンドが一層楽しみになるでしょう。

ビギナーの不安を取り除いてくれるゲームプラン練習法ですが、アベレージゴルファーの方もぜひ一度お試しください。