初心者
今日一
revue!初心者向けスイングチェックリスト4「ボールの左右のセット位置は正しいか?」
みなさんこんにちは! ライターの今日一です!!
前回はアドレス時のボールの前後のセット位置について書きました。
今回は左右のセット位置です!
これは常に意識し続けましょう!!
「ドライバーは左足の前」とか「サンドウェッジは真ん中より少し右」とか、いろいろな基準があると思いますが、これは万人に共通な訳ではありません。
自分で自分に合ったセット位置を見つけなければなりません。
ゴルフのレッスンスクールでどう教わるか分かりませんが、周囲の上級者、中級者のアドバイスにはばらつきがありました。
私の友人達の中でも特に上手くて、知識も豊富、他の上級者が調子を崩すと練習場でアドバイスを求めるというレベルの「師匠」が二人います。
この二人のアドバイスは他の人とは違いました。
「長いクラブほどボールは左。そこから短くなるにつれて右。よく言われる通りだよ。ただ、雑誌とかネットで書かれている位置が誰にでも当てはまる訳じゃないから、クラブ1本1本、ボールの位置を変えて打ってみなよ。そうすれば自分の位置が見つかるよ」
多少の違いはあったものの、二人とも内容は同じ。
「自分で試して、自分で見つける」というアドバイスでした!
いろいろ試してたどり着いた、「今日一ポジション」は!?
いろいろなポジションを試しました。
この「いろいろなポジション」を試したことが後に自分自身の引き出しを増やしてくれることになるとは、この時はまったく気付いていませんでした。
おっと、脱線しちゃうので、後半で書きますね♪
ではでは、試行錯誤の末にたどり着いた、現状のポジションをアップしておきます。
画像が多くなり過ぎるので、クラブは56度ウェッジ、9番アイアン、6番アイアン、5番レスキュー(ユーティリティー)、ドライバーの5本に絞りました。
56度ウェッジ
9番アイアン
6番アイアン
5番レスキュー(ユーティリティー)
ドライバー
次のステージは、狙いによってボールの位置を変える!
ひとまず80台を出せるまで、上記のポジションを基準にしていく予定です!!
おしまい。
……ではなく、オマケがあります!
100切りまでトライ&エラーを繰り返してきました。
時には間違った(自分に合わない)練習を続けてしまったこともあります。
ただ、遠回りや失敗からも学んだことがあり、ラウンド時の「引き出し」を増やすことにつながったことも多々あります。
今回も自分に合ったボール位置を見つけるために、結構な球数を要しました。
でも、やっぱり得たものもあったんですよ!
今まで練習場で「打ちやすい場所」ばかりを探して打っていたのに対して、今回は「こんなに右にボールをセットして打てるの?」なんて場所にもセットして打ったりしました。
本当の初心者時代であれば、上手く打つことなんてできなかったはずです。
でも今は「一応打つ」ぐらいのことはできるようになっていました!!
あるトラブルショットの思い出
……100切りをする直前のラウンドのことです(唐突でスミマセン)。
前述の凄腕の友人の内の一人と2サム(2人でラウンドすること)でラウンドしました。
このラウンドの前半ハーフのスコアが「48(17パット)」。
「後半は慎重にラウンドして51以下を出し100切り!」なんて選択もありましたが、その日は「せっかくの超上級者との2サム! いろいろ教わり、いろいろ試そう!!」という趣旨でしたので、今まで打ったことのないクラブでアプローチをしたり、極端に右向きに構えて打つとどんなボールが出るか実験してみたりと、自由にやっていました。
お陰で後半ハーフのスコアは「58(20パット)」、トータル「106(37パット)」と、「いつも通り」のスコアに落ち着いてしまいましたけどね(笑)。
いろいろ試した中で最も印象に残っているのが「ティーショットでフェアウェイ右側にある木の手前に。セカンドショットは打ちやすい場所に出すか、木の右側を通すか」というシチュエーション。
右から打ちたかったのですが、右側に低い枝が生えていて、「低いボール」を打たないと枝に叩き落されてしまう可能性大でした。
画像ほど大きな木ではありませんでしたが、これ以上に右側の枝は低く生えていました。
友人から「どうする?」と聞かれ、ここで右を通すのは「チャレンジ」ではなく「無謀」だろうと考え、「左に出すよ」と答えました。
感動の一打!
ところが友人から「木の右を通してみようか」と。
高さの打ち分けなど、初級者、初心者の私にはできる訳もなく困っていると、「ボールの位置を見つけるために試しまくった時のこと覚えてるよね。その時一番右側にボールを置いたのはどの辺? もちろん打てないほど右は抜きにして」と言われました。
必死に思い出して「右足の前辺りでギリギリ打てたかな?」と答えると、「じゃあそこに置いて打ってみて。注意点は3つ。1つ目、とにかく低いボールを打ちたいから、ロフト角の少ない6番アイアンで打つこと。2つ目はできるだけ短く持つこと。まだ6番アイアンを長く持って慣れない打ち方をするのは難しいから。3つ目が振り切ろうとしないこと。インパクトしたらクラブを止めてしまうくらいのイメージでいいよ。ただ、いつも通りのスピードで打って止めるイメージで打たないと緩んだスイングになるから注意して」
他にも話してくれたと思いますが、概ねこんな感じでした。
※ラウンド後に4つ目の注意点の補足を受けました。
グリーンまでそんなに距離が残っていないものの、かなりの打ち上げだったので、その斜面に強いボールを打ってランを出してグリーンに乗せるところまで計算していたそうです。
結果は、コースで初めて「低い、鋭い打球」を体験できました。
わずかに右にそれ、グリーンオンには至りませんでしたが、この1打には感動しました!!
まとめ
ふー、長くなり過ぎました。
念のためまとめます。
各クラブで最もナイスショットを出せるボールポジションを見つけ、それを意識しながらラウンドすること。
ラウンドで様々なシチュエーションに遭遇することを考えると、打ちやすいポジション以外にボールをセットして練習してみることにも意味はあるということ。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
また近日中に次の「revue!」をお届けできると思いますのでお楽しみに!!