初心者
Golf72
【これだけ押さえよう!】初心者がラウンド中に気を付けるべきマナーは3つ!
ゴルフってなんだか気難しいスポーツですよね。ドレスコードがあったり、なんとなく騒いではいけないような雰囲気があったり……。
しかし、難しそうに感じますが、要点だけ押さえておけばゴルフのマナーは実はすごく簡単です。
特に初心者のゴルファーに対しては、周りのゴルファーもそこまでいろいろなことを求めてこないので安心してください。
今回はゴルフを始めたばかりの初心者の方が、これだけ押さえておけば大丈夫! というマナーを3つご紹介します。
プレーファストあるのみ!
初心者の方にとっては“プレーファスト”という言葉自体馴染みがないかもしれませんね。
英語をそのまま直訳すると『速いプレー』です。
ゴルフにおいてもっとも大切とされるマナーがプレーファストです。
ゴルフ場は自分たちだけではなく、何人ものゴルファーが同時に使用します。プレーが遅い人がいると、自分たちの組だけでなく、自分の後続の組にも迷惑をかけることになってしまうため、ゴルファーにはプレーファストが重要とされています。
ゴルフがどんなに上手なプレーヤーでも、スロープレーの人は嫌われてしまいます。
逆にどんなにゴルフが下手でもプレーが速ければ誰も文句は言いません。むしろ周囲から褒められます。
仮に自分たちがスロープレーをしている場合は、自分たちより後ろの組の進行がすべて遅れてしまいます。遅れると最悪日没になってしまい、18ホール回り切れないなんていうことも起こってしまいます。
ゴルフ場では、プレーしているのは自分たちだけではなく、他にも大勢の人たちがプレーしています。
自分以外の大勢の人のことを考えてプレーした結果がプレーファストという気遣いになるわけですね。
プレーファストになるために、以下の3つのことを心掛けるといいですよ!
・使いそうなクラブを3本持ってボールがありそうな場所まで走る
・打つ前の素振りは1回までにする
・周りの安全を確認して、周囲に声を掛けてどんどん打っていく
この3つを実践すれば確実にプレーが速くなります。
この3つは初心者の時だけでなく、ゴルフが上達してからもずっと使います。最初はできなくても意識するだけで全然違いますよ!
言われてびっくり『グリーン上では走らない!』
初めてゴルフ場でラウンドすると、同伴者の方にはとにかく走れというようなことを言われます。
同伴者のアドバイスを忠実に守ってグリーン上でも急いでプレーして走ると、なぜか注意されてしまいます。
もはや『ええ〜っ?』という状態です。
ついさっきまでは「走れ!」と言っていたのに……。
これが初心者がやってしまいがちなミスなんです。
というのもゴルフを始めたばかりの頃はラウンド中に余裕がありません。遅れて周囲に迷惑をかけないように精一杯走っている中で、グリーン上でも速くプレーしようと走ります。
そうするとなぜか注意されてしまうんですね……。とてもややこしいですが、ゴルフ場の中では、グリーンの上だけは走ることが禁止されています。
グリーン上で走ってはいけない理由は、グリーン面の保護の問題です。
ゴルフ場の中でもグリーンは一番手間をかけてメンテナンスされています。とても繊細なため、グリーン上で走るとグリーン面が痛んで芝が剥がれ、枯れてしまう原因になってしまいます。
グリーンの上は歩く、もしくは早歩きということを覚えておきましょう。
ちなみに、シューズのソール(裏)を引きずるように歩くこともNGですよ!
見よう見真似で、区切りでしっかり挨拶を!
ゴルフでは礼儀が重要視されます。
ゴルフは剣道や柔道のように挨拶に始まり、挨拶で終わります。ヨーロッパ発祥のスポーツですが(※中国という説もあります)、日本人の文化に近いものを感じますね。
最初のスタートホールでは、『よろしくお願いします!』と自分の順番が来たらアドレスに入る前に一声掛けましょう。
後半のスタートホールでも、前半のスタート時と同じように、ティーショットのアドレスに入る前に『後半もお願いします!』と一声掛けます。
そして、最終ホールで最後の人がカップインした後に『今日1日ありがとうございました』という言葉を掛け合いましょう。
上記の3つの区切りで挨拶するようにしましょう。これがゴルフの礼儀に当たります。
まとめ
なんだかゴルフはマナーにうるさいスポーツだということで、暗黙のルールやマナーなどもありそうで初心者の方には敬遠されがちなスポーツですが、こうして書き出してみると初心者が最低限意識しておくべきマナーは少ないものです。
どれも意識すればすぐに実践することができます。
「プレーファスト・グリーン上は走らず早歩き・区切りの挨拶」
上記のマナーが守れていれば、ゴルフ経験者からも一目置かれるはずです。
多少できていなかったとしても、ゴルフのマナーを学んできて実践しようと意識していることが伝わり、ラウンド中に優しくサポートしてくれるはずです。
また、わからなければ同伴者に遠慮なく聞いて教えてもらいましょう。初心者の方に丁寧に教えてあげることもゴルファーのマナーなので!