Gride

gettyimages/91697577
getty

初心者

アマゴルファーさる

トリプルボギーが取れると120が切れる!?その訳

皆様、ゴルフ楽しんでいますか! 隔週アマゴルファーのさるです。

さて、これまでに「120切りのゴルフは狙ってトリプルボギー(トリ)が取れるゴルフ」とか、「狙ってトリを取る具体的な方法」などについて書かせていただきました。

今回は「トリが取れるとなぜ120が切れるのか?」その訳についてもう少し丁寧にご説明したいと思います。

全部トリなら126

getty

パー72のコースで18ホールすべてをボギーとしたらスコアは90、すべてダブルボギー(ダボ)なら108、すべてトリなら126。これはもう覚えましたよね。

「だったら、狙ってトリが取れるようになり、それを18ホールしっかり実践したとしても結果は126なのだから、120切りにはならないんじゃないですか?」

計算上、それは正しいご意見です。

しかし、ラウンド経験を積み始めたゴルファーであれば、「ゴルフは計算通りにはならない」こともよくご存知ですよね!

思うようにならないのがゴルフ

getty

ゴルフって、やればやるほど「思うようにならないな……」。

これ、おそらくすべてのゴルファーが持ったことのある共通感情ではないでしょうか?

「思うようにならない」というのは、普通「期待するより悪い結果になる」という意味で使う言葉ですが、ゴルフはそれだけじゃないということを初心者ゴルファーほど意外と気付いていないのかもしれません。

ゴルフの神様は気まぐれ!?

getty

「狙ってトリを取る」とは、言い換えれば「+4以上の大叩きをしない」ということです。

もちろん、時には思わぬミスも出ますので、叩いてしまうこともあるでしょう。そんなホールを極力減らして、「+3以内に抑える」ためにご提案したのが「トリプルボギーを取る具体的な方法」です。

この方法の基本は、「そのホールのパーと同じ打数でグリーンオンして、3パットでホールアウトする」ことです。

しかし、ゴルフの神様は気まぐれで、ときどきゴルファーの意図を超えていいスコアを与えてくれることがあるのです!

トリを狙うとダボもボギーも転がり込んでくる!?

getty

「グリーンの手前に刻むつもりで打ったアイアンショットが上手く転がってグリーンに届いた」

「グリーンの端っこに乗ればいいと思って打ったアプローチショットが意外とピンに寄ってくれた」

「1.5メートル以内に寄ればいいなと思って打った8メートルのパットが入っちゃった」

いずれもゴルフではよく起こることです。

運を味方につける。これはゴルフの王道の考え方で、いいスコアが出る時は往々にしてこういうことが重なるものです。

経験豊富な上級者はそれをよく知っていて、ミスを減らして運の流れが来るのを待ちます。

つまり、トリを取るゴルフを淡々と続けていると、時にダボやボギーが転がり込んでくるのです。

そういうことが18ホールのうちにいくつか重なる日があるもので、その時に120が切れるという訳です。

ゴルファーの皆さん、日頃の行いに気を付けて、普段から運を味方に付けるクセを付けておきましょうね!