初心者
つじかずや
プロドラマーが考える100切りへの道#2「練習以上は出ない」
私はプロドラマーとして活動をしつつ、2年前にゴルフを始めて昨年コースデビューをしました。
「ドラムとゴルフ」
ドラム教室の生徒に「ゴルフの話をしている時、ドラム叩いてる時より目が輝いてますね」なんて言われ、冷ややかな視線を感じながら、第2回目いきましょうー!
練習以上は出ない。
「ドラムとゴルフ」
この共通点は何だろうと考えるといろいろと出てきますが、コースデビューをした時に感じたこと。
「練習以上は出ない」
ドラムを教える時に生徒の皆さんに口すっぱく言い続けていることですが、ゴルフも一緒だな、と自分を見直す良い経験になりました。
あの広いコースを目の前にして……。
「もしかしたら練習場以上のスーパーショットが出るかもしれない……!」
なんて私も思ってドライバーを振ったら、確かに練習場以上のプッシュアウトが出ました。
いや……。そうじゃなくて……(笑)。
自己把握をすること。
ドラムを教えている時、生徒の皆さんに意識してもらっていることがあります。
「数字を把握しよう」
どういうことかと言うと、テンポいくつでこのフレーズが叩けるかをしっかり把握すること。
自己分析というのは、自己把握ができてこその言葉だと思います。
例えばサンドウェッジ(SW)のフルショット。
私はキャリーでどこまで飛んだかを意識して見るようにします。
練習場でカツーン! と打ったボールがコロコロと転がった位置を把握するのではなく、落ちた場所の距離を把握すること。
ゴルフ場は傾斜が多くあり、練習場以上に場合によってはコロコロと転がって飛距離が伸びることがありますし、スピンで戻るなど、その逆もあります。
よく練習場のヤード表記は短めに表示されていると言いますが、おおよそ練習場のヤード表記とコース場での誤差は私的にはほとんどありません(練習場により異なります)。
今の自分は各番手でどの程度の飛距離があるかを把握すること。これ、大事だと思います。
闇雲に打たない。
私はドカーーン! と球を打ち続けることは悪いことではないと思います。
それがゴルフの楽しみの1つと考えているのですが、忘れてはならないのは“自己把握”すること。
闇雲に打つのではなくて、練習場に点在しているグリーンを模した場所を目指す。
「あのグリーンとあそこのグリーンの間に打つ」
この様に一定の幅を決めてドカーーン! と打つ。
私は100切りを達成するためにこの練習をしていましたし、今もしています。
これはコースに出た時に感じた、広過ぎてどこに打つのか分からない状態を解消する良い練習になりました。
ぜひお試しください!